信じられません。
水田2%で全国の学校給食を有機栽培のコメで賄えます。長くなりましたがシェア拡散して頂けたらありがたい。
それを、政府は水田を壊すのに10アールあたり14万円を農家に渡して年間750億円の予算を付けているのです。
水田は連作障害のない世界で最も優良な農地で、貯水機能、豪雨時の防災ダムの役割も果たしています。
何より縄文後期からの日本の先人たちの遺産であり、一旦壊すと元に戻すことは困難です。
麦、大豆を作るために畑が必要だからと説明しますが、現在の耕作放棄地は殆どが畑です。
日本ではかつて、殆どの水田で稲の刈入れ後に麦を植えて二毛作をしていました。
私が農水大臣のときに二毛作手当を支給する為に調べたのですが、その方がどちらも収量が増えるのです。
翌年大豆を作れば大豆の根粒菌が窒素分を固定させるので、当時化学肥料は全く要らなかったのです。
ですから、わずか60年前までは日本の食料自給率は70%を越えていたのです。
自民党政権は米国の言いなりに麦、大豆をどんどん輸入したので農家は赤字になり作付けを止めざるを得なくなったのでした。
食料危機の現在日本の食料自給率を60%まで上げることは決して難しいことではありません。
もう一度水田を活用して麦の二毛作、大豆との輪作に、欧米並の戸別所得補償をすれば、10年も経たないで自給率を60%に戻せます。
私が民主党政権時代に農水大臣として戸別所得補償を実現しましたが、1年も経たないで農家の所得が17%も上がったのです。
当時若い人もこれだったら農業で食べていけると、私の出身地にも何人も帰ってきたのを覚えています。
今若い人の6割は農林水産業者を志願しています。
当時新規就農者に5年間月に15万円を支給する制度を作りました。
戸別所得補償制度は廃止されましたが、 新規就農者への助成金制度は3年になりましたが今も続いています。
現在 支給するのに認定農業者制度で厳しい規制がかかっていますが、私が農水大臣のとき、欧米並に同制度を廃止して、誰でも農業を志す人は新規就農者として認定していました。