世見
2024年3月5日(火曜日)

○○年後  

3月5日は二十四節気で「啓蟄(けいちつ)」です。
冬籠もりしていた虫達や動物達が、お日様と仲良くしたくて明るい地上へ顔を出す時期のことを啓蟄と表現しています。
大地には日増しに緑色が目立ち始めます。
天道虫さんの赤色に黒の模様のかわいらしい姿と出合える時期が来ました。
「春よ来い来い 春よ来い」と言わなくても、春は今年もやって来てくれますが、昨年のように猛暑が早く来ると春が短くなってしまいます。
日本の四季が乱れ始めた気さえいたしますが、お花屋さんの前を通ると春が来たのを感じます。
でもね、2月をイメージすると雪景色、3月だとホーホケキョのウグイスの鳴き声と梅の花、4月になると桜の絵がピッタリです。
あなたもご覧になられたことがあると思うのですが、梅の木にとまるウグイスの絵。
実はね、ウグイスの初鳴き日って、梅が開花する時期と重なるからなのですよ。
たまには季節の移り変わりを味わってみるのもいいと思いますよ。
現代人はどこか忙しく、生きることを楽しんでおられない気がします。
特別に役に立つことではありませんが、来年の令和7年は昭和元年から百年目です。
百年の月日をどのように思われるかは自由ですが、令和6年からの百年後、日本及び世界がどのようになっているのかを、想像してお書きになってみられるのもいいと思いますよ。
昭和元年から今日まで(99年)でも、世の中は随分と変わりました。
もしかすると、○○年後、今の自動車は空を飛んでいるかもしれません(笑)。
もし飛んでいるとしたら、信号機ってどうなっているのでしょうか。
このように考えるだけでも心が喜びます。
今年は元旦から心が痛むことが起きてしまい、まだまだ元の日常生活を取り戻せない人ばかりです。
何一つお役には立てませんが、朝四時に起き、大変な思いを体験された皆様のお心が少しでもお元気になられることをお空に向かい願っています。
頑張っておられるのに頑張ってとは申しませんが、お体だけは大切になさってください。