世見
2023年11月14日(火曜日)

ヴァーモント州  

アメリカは「国旗の国」と言われるほど国旗を大切にします。
アメリカ国民にとって、「星条旗」にはどのような思いがこめられているのでしょうか。
ウエスタン映画では、国旗の星の数で時代を読み取れることが出来ます。
変身する国旗がアメリカ国旗です。
この星条旗が誕生したのが1777年6月14日。初めは独立戦争の13州にちなんで、赤・白13本の条と13個の星主として環状に散りばめられたものだったみたいです。
ハワイが州に昇格して、現在のデザインは50の星が散りばめられました。
プエルトリコやグァムも、州のチャンスを狙っていると言われています。
もしかすると、あの有名な言葉「星条旗ヨ永遠なれ」は、この州の数が増えることだったのでしょうか。ただ50州には差があり過ぎます。
全米1位の人口と全米3位の面積を持つカリフォルニア州は、日本より4万km²以上も大きいのですからね。
これから大雨や地震には要注意が必要な州のひとつです。
私は最近、ヴァーモント州がとても気になっています。
イタリアのシチリア島よりやや小さな州で、人口は60万人を超えるくらいです。
日本で見ると鳥取県の55.2万人、島根県の66.6万人をイメージされるとわかりやすいと思います。
岩手県で1万5275km²ですから、ヴァーモント州は2万492km²で何となくこの州がわかると思います。
この州は自然豊かな地です。
ハウス食品の「ヴァーモントカレー」という商品名はこの州の名からとりました。
ただね、アメリカの州というのはどこか火種を抱えているのが気に掛かります。
まさかとは思いますが、“領土争い”が起きないとは言えません。
だって、1つの州が出来るまでの歴史を見ると、答が見付かると思います。
『サウンド・オブ・ミュージック』を思い出されるとこの州が見えて来ます。