世見

2023年11月1日(水)



幕末の救世主


霜月がスタートします。

「霜月」が一般的ですが、「神楽月」とも呼ばれています。
この「神楽月」と呼ばれるようになったのは、農作業を終えた人々が神楽を奉納したことからこの名前が付きました。
今月は、各地で収穫に感謝する行事が行われます。
現代人とは違い昔の人々は、色んな所で感謝する思いを行事として残していると思います。
日本に於いて、クーデターなど起きるとは思いませんが、日本が現在のようになるまでには様々な出来事が起きています。
歴史と一言で済ますことのできない、「人間」というタイトルを付けたくなる歴史物語ばかりです。
私は今までの日本の歴史の中で、幕末にはどこか人間味と申しますか、運命と申しますか、凄い勢いの流れを感じずにはおれません。
「新選組」どこか心にいつまでも残る名です。
あなたがあの時代に生きておられたら、どのような思いで「新選組」をご覧になっていたのでしょう。
ただ、名を残した人は若くして亡くなりました。
「近藤勇34歳」「沖田総司26歳」「土方歳三34歳」「井上源三郎39歳」「芹沢鴨33歳」「山南敬助32歳」。
土方歳三だけは、1869年5月11日没となっていますが、遺体は見付かってはいません。
吉田松陰は29歳の若さで、安政の大獄で処刑されました。
松下村塾の塾生「高杉晋作28歳」「久坂玄瑞24歳」
晋作は結核で死去しました。
「坂本龍馬32歳」、坂本龍馬と近藤勇とでは近藤勇が1歳上で、坂本龍馬は近藤勇より1歳早く亡くなりました。
坂本龍馬と土方歳三は同い年です。
もしも、坂本龍馬が後10年生きていたら、西南戦争にどのように関わっていたことか。
もしかすると、西郷隆盛は城山で自刃しなかったかもしれません。