世見
2023年10月16日(月曜日)
京都
桔梗(ききょう)の花が秋を感じさせてくれています。
桔梗の花の形は美しく、そして凜としています。
だからかなぁ、武士に好まれ、家紋などに取り入れられたのかもしれません。
あなたも、桔梗の花の精から清らかな気をプレゼントしてもらってください。
それとね、今日は「やまとなでしこ」と呼ばれる女性になってみませんか。
撫子(なでしこ)の花の可憐さはたまりません。
秋に楽しめる美しい草花に心を奪われてみましょうよ。
草花というのは、地球においてどのようなお役目があるのでしょうか。
私達の病を治すお役目があるのですから、他の生物の病にも役立っていることでしょう。
それと、心まで癒す力があるのですから、神様がとても大切に作られた最高の作品が草花だと思ったりもします。
太古の時代でも、使者を送る時には花が供えられたと言われていますから、もしかすると、あの世にも花園があるのかもしれません。
秋になりました。
旅に出掛けられるとしたら、あなたはどちらにお出掛けになりたいですか?
1200年の時を超えても、京都にはどこか怪しげな魅力があります。
京都に暮らす人々の思いの中には、目に見えない存在をしているかのように行事を疎かにしないのでは、と思ったりもします。
桓武天皇には何かしら凄い霊が漂っている気さえします。
それ故、長岡京造営からわずか10年で平安京(京都)を造ったのだと思います。
“平安京”の名は、新しい都は揺るぎない無事を願って命名されました。
あの時代の人は、鬼や魔物を祓い、怨霊を鎮める儀式を、一年通して数多く行っていました。
鞍馬街道には天狗が現れたとも言われています。
京と言う都には、怨霊にまつわるお話がいっぱいあります。
鬼が去るようにと、屋根の上に猿神象が安置されている御所も見所が満載です。