世見
2022年11月8日(火)


ヴィクトリア湖 

地球を歩いていますか?
テクテク歩きましょうよ。
地球の歩き方にルールはありません。
海にチャブチャブと入り地球を歩く。
山にヨッコラショと登りながら歩くのですよ、地球を‥‥。
地球を歩いている自覚を持ってみませんか。生きている感じがして、元気が出ますからね。
地球を歩きながら空を見上げると、そこには昼なら太陽が輝き、風が雲を運んでいます。夜ならお月様とお星様の世界が広がります。
ただ歩くのではなく、“地球を歩く”と考えると、一回り大きく感じられるから不思議。
ファラオの時代も今も、私達は地球を歩いています。
エジプトの田舎には、今でも古代の面影を残した農村風景って残っているのでしょうか。
真っ黒に日焼けしてロバを操る少年達と出会えたら嬉しいのですが‥‥。
きっと古代と今との違いは、田舎で荷を積んだトラックを見ることでしょう。
人間の性格や特徴は自然環境がつくっていると思います。
寒い地方に住む人、暖かい地方に住む人は、自然界と共存するための知恵が生き方に定着したことでしょうね。
アフリカ大陸のほぼ中央には、神からのプレゼントのヴィクトリア湖があります。
赤道直下にあるこの太湖に源を発するナイル川は、スーダン、エジプトを縦断して地中海へと流れ込んでいます。
ナイル川は、古代エジプト人にとって、まさに命の源だったことでしょう。
でもね、今心配なのが太湖ヴィクトリアにも異変が起きていることです。
砂漠化が進み、神様からの恵みの太湖の水が減少する日が近付いているのです。
ただ、急激な増水がナイル川に起きたりするのも気掛かりです。