世見
2022年5月23日(月)


洪水  

河川の近くに住む人々は、河川の氾濫を経験し、「もしかするといつの日か氾濫するかもしれない」と思い暮らしておられるかもしれません。
今年も台風は私達を脅かすことでしょう。
風も年々強さを増しているように思いますし、河川の氾濫も増えている気もします。
ただ、雨が降らず、断水になるところも出るかもしれません。
作物もお天道様のご機嫌が悪く、野菜の高騰に繋がりそうで心配にもなります。
今年も5月が終わろうとしています。梅雨ももうすぐやって来ます。
雨は降り過ぎても困りますが、降らないとこれまた困ります。
異常気象と言われ始めてから随分と経ちますが、今年も異常気象を実感することになるのが残念です。
洪水は日本だけではありません。
世界中で洪水のニュースを聞くことになります。
洪水といえば「ノアの箱舟と洪水伝説」です。
聖書に取り入れられているのは、人々の悪行に対する神の怒りと、ノアの清く正しい人柄でした。
又、聖書の舞台として、ヨーロッパの人々がメソポタミアに関心を向けるようになったのは、19世紀になってからです。
その理由としては、聖地エルサレムへの巡礼や西アジアへの貿易、それと聖書にある「バベルの塔」「大きな町ニネバ」などが扱われたニュースです。
アッシリア時代の粘土板には、洪水の物語が刻まれていました。
又、聖書に似た洪水伝説がメソポタミアの各地で発見されています。
「洪水」
最近このことが気にかかって仕方がありません。
ノアの箱舟と洪水伝説は、今の世の人々に対する警告かもしれません。
主は、地の上に人をつくったのを悔いている気もします。