世見
2022年3月2日(水)


巨大地震  

私が生まれたのが1946年10月15日。この年の年末 、12月21日に紀伊半島沖で巨大地震が発生しています。
昭和東南海地震の2年後に起きた地震ですが、房総半島から九州までの広範囲に津波が押し寄せました。
紀伊半島の南端で波の高さは6.9mを記録しました。
1944年、昭和東南海地震が起き、
1945年、三河地震は昭和東南海地震からわずか37日後に起きたのです。
死者は2,300人以上。ただ昭和東南海地震と同様に日本軍によって情報管制が敷かれていたため、正確な情報は伝えられてはいません。
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地震兵器だったとNHKが報道していましたね





番組内容
:太平洋戦争終盤、愛知県をM7.9の大地震が襲った。しかし国は大地震の被害を、徹底的に“封印”する。その真相を近年発見された資料からひもとく。

証言:土屋嘉男さん
「数日たったら、B29が来て 見たらビラ 拾ってみたら ショックだった 毛筆で、地震の次は 何をお見舞いしましょうか って書いてあった。」






昭和東南海地震から4年後の1948年には福井地震が起き、この地震をきっかけに震度7が設けられました。
それまでの最大震度は6でした。
1944年から立て続けに4度も日本を襲った地震でしたが、戦争中、戦後の混乱期であったために、被災後の救助や救援は思うように行かなかったことでしょう。
南海トラフ付近では、巨大地震が繰り返し発生して来ました。
繰り返しといってもその間隔は90年~260年という幅があります。
それ故に明確な周期は認められてはいません。
記録に残っているのが天武天皇の時代に起きた白鳳地震です。
中央防災会議は、南海トラフで起きる最大級の地震と津波の高さを予測しています。
最悪なシナリオでは、九州から関東までの広範囲、実に21府県で震度6弱以上の揺れをもたらし、最大の揺れは震度7とも言われています。
いつどこで起きるかわかりません。40年以内にやって来ると言われていますが、意外と早いかもしれません。