世見
2021年12月27日(月)


自殺について  

日本は平和だと思っていましたが、小・中・高校生の自殺者が多くおられるのには心が痛みます。
日本での自殺者が年間3万人を超えているというニュースを見て、心が痛みました。
こうしてこの文章を書くだけでも、目頭が熱くなり、書く手が止まります。
「集団自殺」、こんな事件もありました。
飛び降り自殺による巻き添えもありました。
死刑になりたいからといって大事件を起こす人もいます。
人は誰もが、いつの日か自分が死を迎えることを知っています。
でも、私達は、生きるために様々な試練を乗り越えて、自分の未来を心の中の柱として生きています。
自殺率が最も高い男性の年齢層は、日本では55歳から64歳だと言われています。
自殺の原因・動機は人によって違いがあると思いますが、急増しているのが経済・生活・勤務問題の自殺が多いと言います。
昔と今とを比較しますと、1978年頃は健康問題や男女問題や学校問題、そして家庭の問題でしたが、今では経済・生活問題が増えているようです。
「生きているのに疲れた」
「もう何も考えたくない」
「自分の存在を消したい」
様々な思いが心に広がり、心が疲れ、肉体も疲れ、人間をやめたくなるのかもしれませんが、私達のこの世での使命は、命がある限り精一杯生きることだと私は思っています。
自殺を考える人の心の中にはそれなりに理由があるとは思いますが、悲しむ人をつくるということだけは忘れずにいて欲しいと思います。
今年ももうすぐ終わります。
笑顔は自分の心も明るくします。
幸福は笑顔から‥‥。