世見
2021年12月18日(土)
地球の内部
地球を二つに割ってみると、どのようなものが見えるのでしょうか。
幾つか層があると言われていますが、どんな風に調べたらわかるのでしょうね。
人間が知る限りでは、中心には、鉄やニッケルなどの岩石よりも密度が高い金属で出来たコアがあるようです。
金属の核(コア)は、固体の内核と、液体の外核に分かれているようです。
核を包んでいるのが、“かんらん石”という岩石で出来たマントル。
マントルは固体なのですが、長い時間力を加え続けると、なんと流動性を持ち、ゆっくりと地球内部で循環しているのですってね。
マントルの上に浮かんでいる地殻と言われる部分に、私達が暮らしているのです。地殻の厚さは、大陸で30kmから70km、海洋では5km~10kmなのですって。
とても薄いのでびっくりしました。
卵に例えれば、核が卵黄、マントルが白身、地殻が殻にあたるようですよ。
地表から凡そ70km~100kmまでの深い部分を“プレート”と言うこともあるようです。
地球のプレートは、相互に年間数cm、ゆっくりと動いているというのですから、揺れるのは仕方がないことです。
地震を知るためには先ず、こうした構造を知る必要があるようにも思います。
地球というのは、隙間なく組み合わされた十数枚、或いはそれ以上の数のプレートが表面を覆っているのです。
特に日本は、4枚のプレートがひしめき合っています。
フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界が南海トラフで、南西諸島海溝へと続いているのですから、やはり気になる所ではあります。