松原照子世見
2021年9月14日(火)


京都の大地震  

京都の町が強く揺れたことがあると言う。
八省院、豊楽院、東寺、円覚寺、西寺、極楽寺、清水寺が倒れたというのです。
時は、976年7月22日午後4時頃。
この時の地震で、清水寺では僧侶と俗人併せて50人が圧死したのです。
雷のような響きと共に、大きく揺れたのです。
かなり大きな地震だったようです。
崇福寺、法華堂、時守堂、鐘堂、弥勒堂、落居堂も、この時の地震で大きな被害が出たのです。
この大地震の翌日も、14回も大きく揺れたのでした。
22日の大地震では、近江国分寺の大門も倒れ、仁王像も悉く破損しました。
大津市の長安寺の大仏、これも悉く破損しました。
京都は私も大好きなところです。
今度 976年7月22日と同じ大地震が起きたらとても悲しいです。
京都盆地と琵琶湖南岸が揺れる日が来たら、京都の町は大変です。
平安時代中期のこの地震。
勿論、誰も思い出すことはないでしょう。
でもね。
京都も揺れたことがあるのです。
いつの日か又、京都の町が大きく揺れる日が来るかもしれません。
↑↑
かもしれない~ こないかもしれない~、起きた時のために書いておく~

近畿地方も油断は出来ません。
地震大国に暮らす以上、いつ大地震に遭うかわかりません。
平安時代後期にも地震がありました。
1099年2月22日午前6時頃
興福寺の回廊と大門が倒れる大地震がありました。
22日が同じなのが気になりましたが、不意打ちが地震の特徴です。
何処が揺れても心が凍ります。
「何もない日はありがたいなぁ~」
こんな風に思って過ごしています。