松原照子世見
2021年8月25日(水)
国債
国債を買うということは、国にお金を貸すことです。
半年や一年毎に利息がもらえます。
この利息分が、国債を買った人の利益です。
国債の価格はその時々で変動もいます。
国債も私から見ると、パチンコやスロット同様な賭け事に思えます。
国債の価格が上昇すると、実質的な金利は下がります。
又、国債の価格が下がると、実質的な金利は上がります。
今のところ、2009年に起きたギリシャのように「ギリシャ政府はもう借金の返済が出来ない」といった不安は、今は未だ日本では起きないとは思いますが、日本はギリシャ以上の財政赤字を抱えているのです。
でもね、私少し心配なのです。
日本の国債の主な買い主は、国内の金融機関と保険会社です。
でもね、銀行や保険会社はといいますと、お客様が預金したお金や保険料で国債を買っています。
もしもですよ、私達が預金をしている記録や保険料の支払いに関するデーターが、何らかの事情で消えてしまったらどうなるのでしょう。
もしも、銀行が破綻する出来事が起きたらどうなるのでしょう。
このようなことが起きると、国民が一斉に預金を解約するなんてことになって国債の価格は暴落する、こんなことになると思うのです。
本来、赤字国債の発行は法律で禁止されているのですが、毎年国会では特例公債法という何だか恐い法律を定めて、特例として発行されているのです。
日本の国債は、殆ど日本国内の資金で賄われていますが、いつ何が起きるかわからないのが気になります。