松原照子世見
2020年5月12日(火)

ロシア連邦  

ロシア連邦って、面積が日本の45倍もあるのですってね。
国内の時差が10時間。
世界の八分の一を占める世界最大の国です。
温帯から寒帯まであるのですが、全般的には冬の寒さがとても厳しいのがこの国です。
冬には河川や沿岸は凍結し、20日以上も氷に閉ざされる地域であるようです。
旧ソ連時代の人口は約2億8000万人でしたが、ロシア連邦になってからの人口は1億4399万人になりました。
旧ソ連の頃の人口は、中国・インドに次いで第3位でした。
人種と民族は究めて複雑で、170以上を数える多民族国家でした。
中心となるのが半数を超えていたロシア人、この後に二割弱いたウクライナ人でした。その他は白ロシア人、アジア系ウズベク人、タタール人、カザフ人、キルギス人などです。
15の主要民族の名を持つ社会主義共和国を組織していたのがソビエト社会主義共和国連邦でした。
1980年代半ばに成立したゴルバチョフ政権の下りを覚ええおられる方も多いことでしょう。
その後、リトアニア・ラトビア・エストリアのバルト三国が独立。このことが刺激になり、ロシア連邦をはじめとする他の共和国も独立して、世界最大の社会主義国家は消滅したのです。
歴史の証人の私達は、40年という年月を永いとみるか、短いとみるのかはわかりませんが、40年の年月は国家さえも大きく変化させてしまいます。
ロシア連邦もソ連と同様に多民族国家です。
ウクライナ人やモンゴル系など100以上の民族が、八割いるロシア人と共に暮らすのがロシア連邦なのですが、独立を考えている民族もいるように思えて仕方がありません。
チェチェン共和国の今後の行方が気に掛かります。
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いつもの面積、人口、人種の説明…

そして、ニュース感想文…
チェチェン共和国は1991年から独立しようとしてましたが、ロシアは黒海に通ずる道、石油のパイプがあるので、絶対に独立は避けたいのです。
長い間、戦っています…