タイの格闘技「ムエタイ」の競技場で、新型コロナウイルスの集団感染が起きた。感染者は23日時点で128人とタイ全体の約2割に上り、新たな感染の火種となっている。当局は首都の競技場やジム、会議場などの閉鎖に踏み切った。
集団感染が起きたのは、首都バンコクの競技場ルンピニ・ボクシングスタジアム。6日午後に約10試合があり、観客ら数千人でごった返した。試合後、選手のほか、トレーナーや試合進行役の俳優、観戦した軍高官らが次々と発症した。
ムエタイは隠れた賭けの対象にもなっていて、競技場では熱気がこもり、濃厚接触が避けられない。観客が他の競技場を訪ねたり、職場や自宅に戻ったりして、さらに感染が広がったとみられている。
タイでは23日時点で721人の感染が確認され、1週間前の約5倍に急増。首都近郊では今月中旬以降、人が集まる競技場や市場、娯楽施設などが次々に閉鎖された。閉鎖は4月12日までとされているが、延長の可能性もある。
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日本も他人事ではありません。
起きてから対策は遅いということに気づかないといけません…
どこの国も健康よりお金を優先する人がいるのですね…
沖縄県内在住者で4人目となる新型コロナウイルスの感染が3月21日、確認された。感染は県内発生ではなく、スペインへの家族旅行中に10代女性が現地でうつったとみられる。県内では3例目の感染確認以降、約1カ月間発生していないが、国内・海外の感染拡大からいつでも外部からウイルスを持ち込んだり、持ち込まれたりする可能性を浮き彫りにした。
国の方針で、検疫強化対象地域からの帰国者は全員検査の対象になっていた。今回の事例では女性ら家族は帰国した直後、成田空港でウイルス検査を受け、結果が出るまで空港で待機要請を受けたにもかかわらず、沖縄に移動するという問題も発覚した。
県保健医療部の砂川靖部長は「保健衛生を所管する立場からすると、待機要請に応じてほしかった。待機することで飛行機なども含め濃厚接触者が出ることもなかった。お願いベースだが来航者は感染拡大防止の観点から協力してほしい」と話した。
さらに県が一斉休校措置を取った中で、高校生以下という10代女性を連れて家族が旅行に出掛けたことに、平敷昭人県教育長は「休校は感染拡大防止の措置。そのため外出を避けて基本的には自宅で過ごすよう指導していた。それに沿った形でないのは残念に思う」と指摘した。
県立中部病院感染症内科の椎木創一医師は「個別の評価は難しい」とした上で「今回のことは意図せず無症状でも検査対象になった。世界でウイルスが混在する中で症状のあるなしに関わらず持ち込まれることが分かった。どこでうつるか、うつすか分からない。手指衛生に気を付けることの大切さを示した」と分析した。
今回の事例の是非ではなく、感染症対策として「感染例が少ない沖縄と外部の状況が違うことを認識し、出掛けた先の状況をしっかり把握することが重要だ」と指摘した。人が集まる場所はリスクが高く、人が多く触れる場所も注意が必要として「自分を守る上での行動や健康管理に気を付けてほしい」と呼び掛けた。
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ほとんどの日本人が自粛生活をしているのですが、一部の身勝手な方々の為に蔓延してしまいます…
自粛生活をしていた方々が学校再開で遊んでいた方々に感染させられると、本当に可哀想です…
自粛の意味がありません…
「要請」ではなく、もっと強い対策をするべきです。
すぐに戦争と繋げて批判する方々がいますが…
国民の健康、命を守る為の行動制限です…