松原照子世見
2019年12月16日(月)

食文化を変えた平成時代 

2019年は、元号が平成から令和に代わった年です。
平成元年(1989年)の1月8日に平成が始まりました。
2月4日には、金融機関が完全週休2日制を導入したりしました。
アメリカでは、ブッシュ大統領が就任したのが平成元年1月20日です。
初の大学入試センター試験が実施されたのも平成元年の1月でした。
激動の平成30年は今年の4月まで続いたのです。
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いつもの歴史の書き並べ…

あなたの平成はどのような時代でしたか?
日本の食文化が大きく変わった時代が平成だった、と私は思っています。
それまで、日本の食文化の良さは“手作り”でした。
ところが最近では、外注料理が当たり前の時代になってしまいました。
今では、外食や、加工食品・惣菜・弁当などの持ち帰り用の商品が食事のメインになってしまっています。
日本の食事は、今や外注料理なしでは成り立たなくなっているのです。
昭和初期には、三大洋食と言ったら「トンカツ」「カレー」「コロッケ」だったのですよ。
水道などのインフラが整ったおかげや、メディアがレシピを紹介するようになってからは、ハンバーグやロールキャベツ、ナポリタン、餃子、炒め物などのメニューが増えて、作り手の人を喜ばせたりしていました。
その後、オイルショックが起き、働きに出る既婚女性が増えたことでスピード料理が流行り、現在の外注料理を盛んにさせたのです。
今年も後15日、ご自分のためやご家族のために、手作りで食卓を飾ってみませんか。
食という字は「人に良い」と書きます。
今年の垢を食事で洗い流すのも素敵です。
私は、自分が作る料理が一番美味しいと思っているのです(笑)。
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松原照子氏の平成感想文でした…

予知能力も透視能力も必要ありませんでした…