前回のブログの続きです。
ランニングフォームにおいては左右対称が大事と書きました。
ホント大事です。。。
そんなことを書いてる私も左右対称ではありません。。完全に左右対称のフォームで走れているランナーは少ないと思います。
ただ完全に左右対称にするのは難しくても、左右対称を意識する努力は必要だと思います。
普段余裕のあるペースで走る時は前を走るランナーのフォームをチェックすることがあります。
いろんなフォームの方がいます。ただフォームは本人の骨格や筋力によるので走りやすいフォームを基本にしたら良いと思いますが、先日見た方は上体の動きや全体的な走りは良いのに着地が勿体なかったです。左足は進行方向に向かって真っ直ぐに着地してるのに、右足は中心から30度くらい外側に開いて着地をしているのです。もしかしたら過去に故障をした影響で着地が外側に開いているのかもしれません。
本人は走りやすいのかもしれません。
ただこれだけ開いちゃうといろんな問題が出てくると感じました。まず着地の際にかかる負担に左右差が生じます。そして片足だけ開いているならストライドにも左右差が出ているはずです。真っ直ぐに着地した方がストライドは伸びます。当たり前ですがストライドが伸びた方が速く走れます。
仮に右足の着地が真っ直ぐになり、一歩1cmストライドが伸びたとして、一歩1mの方なら2m進む度に1cm先に進めます。単純計算で0.5%です。
フルマラソンの距離は42キロ少しです。この0.5%は200mです。この距離はサブフォークラスの方だと1分以上かかります。小さくはないですよね。
また片足だけ30度近く外側を向いて着地をするなら、その時の膝の向きはどうでしょうか?たぶん片足は外側を向いているはずです。その状態で着地して良いことはないと思います。。
もし本人が気付いていて少しでも直そうと思うなら良いやり方があります。
それは走りながら着地に意識を向けるのは難しいので普段歩く時から気を付けることです。
大半の方は一日を通じて走るより歩いている時間が長いと思います。その時間を利用してまっすぐに足を出し、着地をする練習をしたら良いと思います。
歩くときに意識しても真っ直ぐに足が出せない方は骨格自体が曲がってるから治すのは大変だと思いますが、大半の方は意識して歩けば真っ直ぐに足が出せると思います。
私自身、着地が外側に開いていたのを普段歩く時に気を付けたお陰でだいぶ治りました。そのことによってちょうけい靭帯が痛くなることは減りました。レース後のダメージも減りました。
ただ今でも効き足をメインに使った走りになっているので、効き足以外はうまく使えていません。これが改善出来れば今より速くなれるのですけどね。。。
現在の課題です。
自分のフォームは見えないので友達に見てもらうと気づく点があると思います。
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