サブフォークラスなら15分短縮できる方法。 | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

今日はアミノバイタルACの練習会集合時間に会社を出ました。練習はインターバルだから間に合わないかな。。って思いながらも1本でも出来ればいいや~ってハイテクタウンに向かいました。
 
19時30分にハイテクタウンにつきアツシさんに何分前にみんなが出て行ったか聞いたら20分くらい前とのこと。ダッシュで着替えて皇居前広場まで急いだ。練習は1000m×5本だからマジで間に合うか分からない(ーー;)

着いた時にBチームがリカバリーのジョグをしていた。何本目かは分からない。走る前に靴ひもを締め直してるとBチームはスタートした。慌てず20秒くらい遅れて私もスタートしました。たいしてアップをしてないから徐々に上げました。記憶だとBチームは3分35秒くらいの設定だったけど明らかに遅い。私のガーミンでペースを見ると3分40秒なのに差がどんどん詰まる。しかし蒸し暑い。キロ3分40秒は決して楽ではない。そしてリカバリしてから私の二本目スタート。ペースを見たらキロ4分みたい。暑いから設定を変更したのでしょう。賢明ですね。キロ4分はかなり余裕で走りました。そして次が5本目でフリーとのこと。土曜日の1500mのためにもしっかり走りたい!!

スタートからリズムよく手足を大きく使ってスピードを上げていった。アルトウ君が横で併走してくれた。最初はキロ3分ちょいだったけどそんなきつくなかった。しかし400mあたりから暑さから呼吸が激しくなってきた。ペースが落ちそうになるとアルトウ君が声をかけてくれた。ここは粘ろうとか、次のカーブから切り替えようとか。ラスト200mも一生懸命走った。スパートする余裕はないけど。。

3分14秒!!
 
タイムは今日の暑さから考えれば満足でした。

秋には2分台出せそうな気がしてきました??

でも走ってる時にフォームとリズムの大事さを強く感じました。昨日の皇居一人練習でも桜田門先から1キロくらいスピードを上げた時にやっぱりフォームは大事だと感じました。

ゆっくり走ってる時はフォームが多少崩れていても問題なく走れちゃう。

でも自分の限界に近いスピードで走る時にはごまかしは効かない。ましてやそのスピードで1キロくらい走るとなるとフォームに無駄があっては走れない。要はスピードを維持出来ません。そのことからもスピード練習って効果あると思います。限界に近づいた時にどういう風に走ればペースを維持できるかとか試行錯誤しますしね。


少し話は変わって、マラソンや駅伝のテレビ中継を見て感じるのは正面から映した映像だとスピードを感じないけど横から映した映像だと滅茶苦茶速く感じます。短距離だと正面から見ても凄く速く感じるのにマラソンだと速く感じない理由は上体の動きがゆったりしてるのとともに、ピッチがそんな速くないからだと思います。で横から見ると速く感じるのはストライドが凄く大きいからだと思います。もちろん横から見ると周りの景色の推移でスピードを感じるってこともありますけどね。

エリートランナーと私、サブフォークラスのランナーを比べると42.195キロを走る間のピッチ数(一分間の歩数。ようは脚の回転数)はそんな変わらないと思います。もちろんストライド走法とピッチ走法で変わりますけどね。

ピッチは変わらないのにエリートランナーはざっくり2時間で走り、私は3時間で走り、サブフォーランナーはまさしく4時間で走ります。

なにが違うかと言ったら当たり前だけどストライドが違うわけです。

川内選手(フル2時間8分台)のストライドはだいたい160cmらしいです。私は125cmくらい。サブフォーランナーは90cmくらいでしょうか??

ピッチが変わらないなら辻褄あいますよね。

マラソンのゴールタイムは

ピッチ×ストライド で決まるって当たり前のことを書いてみます 笑

で、さらに当たり前だけどピッチを速くし、ストライドを伸ばせば速くなれます。

考えたらマラソンの練習っていろいろあるけど、つまるところこの2つのためにやってるのですよね。

ピッチを速くしようとすると身体を速く動かすことになるから呼吸がきつくなる。また速い動きをしろって脳が身体に指示をしても慣れないとなかなか速く動かない。

ストライドを伸ばそうとしても筋力が伴わないとピッチが落ちてしまう。

そしてピッチもストライドも終盤になっても変わらないように持久力を鍛えてるわけです。

ストライドが90cmでフルを4時間で走る方がストライドを5cm伸ばして95cmにしたなら(ピッチは変わらないとして。)3時間47分で走れます!!

まあ当たり前ですけどね。。

でもストライドを伸ばすって大変なことだと思います。無理に一歩を広げようとすると身体に負荷がかかるし、フォームが崩れちゃうかもしれないってね。

でも最近あることに気付きました。

(速い方はもともと出来てるから参考にならないことです。ただサブフォークラスのランナーは出来てない方が多いので参考になると思います。)

フォームについては雑誌とかでもいろいろ書かれてます。フォアフット着地がいいとか、踵からのローリング着地がいいとか、腕振りがどうとか、着地した時に蹴るとか蹴らないとか、脚は流れてはダメとかすぐに巻き上げてはいけないとか諸説が氾濫してます。速い方に聞いても人によってもまったく違う答えか帰ってきたり。。。私も凄く悩んだ時期あります。

またフォームについてたくさんのことを意識しちゃうとスムーズに走ることは出来ません。

ここから本題に入ります。

マラソンの応援していて気付くのはエリートランナーとサブフォークラスのランナーのフォームを比べるとかなり違いますが特に腰の高さが違うと思います。エリートランナーは高い位置に収まってるけどサブフォークラスのランナーは腰が落ちてることが多いです。終盤になればなるほどその傾向は強くなります。

私が練習でもレースでも一番意識してるのは腰の位置を高く保つことです。ここだけはどんなレベルの方でも意識したほうがいいです。

時間のある時に試してください。

仕事中でもいいです。

歩道に線とか目印があって10mくらいのスタートとゴールが分かれば、普通に歩いて歩数を数えてください。次にスタートに戻ってもやり直してもいいし、ゴールからスタートで試してもいいので背筋を伸ばして腰を高く保って(ようは姿勢よく。)歩いてください。ストライドを伸ばそうなんて考えないで普通に歩いてください。

多分行きは12歩だったなら腰高を意識すると11歩とかになってるはずです。

歩きにくいかったですか?

歩きにくくはないと思います。スムーズに歩けたはずです。

疲れますか?

姿勢をよくするには腹筋背筋等のインナーマッスルに負荷はかかるけど脚や腰は疲れないと思います。

呼吸はきついですか?

変わらないか、もしくは姿勢がよいことで皇居がしやすいと思います。

これって走る時も一緒です。

腰高を意識して走れば脚がスムーズに動くからストライドが伸びます。蹴った方がいいとか、着地はしっかり踏み込むとか、後ろ脚が流れないようにすぐに巻き込むとかなんてことを考える前に、腰がしっかり高い位置に収まってるかを意識すればスピードが上がります。これだけでもサブフォークラスの方々なら15分は短縮できると思いますよ~

もちろんサブスリーレベルであっても大事なことですが、そもそもそこが出来てないとサブスリーは難しいですから。。。

これってレースで意識するだけではなく練習から意識する。

練習で意識するだけではなく歩いてる時も意識する。

かなり地道なことだけど効果はあります。

姿勢がよくなれば見た目も良くなるしね。

ただ一つ付け加えると腰高を保つには意識するだけではなくインナーマッスルを鍛える必要があるので不足してると思ったら補強もしたほうがいいです。


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