モノを手に持って走るとペースは落ちる。他サロマで気付いたこと。 | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

正しいかどうかは分かりませんよ。。

サロマの前半はフラットでコースが単調なのでいろいろ考えながら走ることで気付いたことがいくつかあります。何を今更ってこともあると思いますが。。。

一つはサロマではスペシャルドリンクを三カ所と荷物預けポイントがあります。私はすべて置きました。スペシャルドリンク置き場には小さめのペットボトルに入れたスペシャルドリンク(あとで内容書きます。)とそれに粘着テープで巻き付けたゼリー飲料です。

その他スタート時には手にOS-1ゼリーを手に持って走りました。

普通のエイドであれば紙コップをとってすぐ飲んで捨てますが、スペシャルドリンクにゼリー飲料を巻き付けたので、ゼリー飲料はしばらく手にもってチビチビ飲みながら走りました。

この時にガーミンで確認するとペースが落ちています。飲みながら走るのだから落ちるのは当たり前だけど、手に持って走るだけでも結構ペースは落ちます。少々ペースは落ちても補給は大事だから仕方ないことだけど途中からあることを意識するようにしたらペースが落ちなくなりました。

それはゼリーとかを軽く握るようにしたのです。

なぜスピードが落ちるのか考えるために身体の状態を確認したら、ゼリーとかを強く握っていることに気付きました。そうすると腕に力が入り肩にも力が入りリラックスしたフォームではなくなっていました。もちろん腕振もスムーズではなくなります。

ゼリーが落ちない程度に軽く握って走るようにしたところリラックスしたフォームを維持することが出来ました。もちろん個人差はありますが私には効果がありました。

出来ることなら手には何も持たないで走るのがいいと思いますが、ウルトラマラソンの補給等必要なケースがある方は日頃の練習でも軽く持って走る練習をしとくといいかもしれません。

また手に持ちたくない方の中にはドリンクホルダー付きのウエストポーチを腰に巻いたり、ハイドレーションを背負ってる方もいますが、ドリンクホルダーに満タンのドリンクを入れてジェルとかたくさん入れると当然ながら重くなります。腰にしっかり付ければまだいいけど付け方が悪いと揺れるし重さから腰が落ちます。だいたいドリンクホルダー付きのポーチを付けてる方は中盤から腰が落ちてると思います。腰が落ちたら脚が前に出にくくなるのでストライドがどんどん小さくなりペースは落ちます。そして非効率なフォームになるので疲労が激しくなります。トレイルのように補給が思うように出来ない場所では仕方ないけどサロマは水だけなら2.5キロごとにあるのだから要らないと思います。それは制限時間ギリギリの方にも要らないと思います。ポーチはあった方が便利ですけど出来るだけ軽く保つべきです。

これはフルマラソンでも一緒です。使うかも知れない程度のグッズは持たない方がいいです。一点は50gくらいと軽くても余計なモノが10点あれば500gですからね。。。

あと腰が落ちると書いたついでに書いときます。

腰が落ちたことには中々気付きにくいですがペースが落ちた時には疑ってみてください。もしくは街中ならガラスに映った自分を見たり、他のランナーと自分の影を比べてみたりしたら気付きます。次にどうやって腰を高い位置に保つかですが、私は胸を張るようにしてます。胸を張ると肩甲骨が寄ります。その状態にすると腰を落とそうと思っても難しいです。あと背伸びをイメージする方法もありますが、疲れてると脹ら脛がつる可能性がありますのでご注意ください。。。

あとウエストポーチの話で思い出しましたがちょっと不快に感じたことがありました。

それは40キロくらいだったと思います。後ろから演歌のような音楽が大音量で流れてます。何なの??って思ってると近づいてくる。凄く煩い。振り向くとランナーでした。で私を抜かしたので観察するとスパイベルトに小さいカセットみたいのを入れて最大音量で流してるようです。音楽は演歌と思ったら韓国の音楽のようです。そのスパイベルトをぶるんぶるん揺すりながら走ってるのです。

その男性にはモチベーションがあがる音楽なんでしょう。私は音楽聞きながらは走らないけ聴くくのは否定しません。でも聴くならヘッドホンして聴くのが普通の感覚だと思います。もしかするとこの男性は周りのランナーを励ましてるつもりかもしれません 笑

それは大きな間違いです。音楽は好き嫌いがあり好きでもない音楽を垂れ流されるのは苦痛です。

同じペースで走ると延々と聴くはめになるのでペースを上げて抜きました。ムダな力を使いました。。。抜きざまに思い切り振り返り顔を見たので気づいてくれたでしょうか??

その後、ワッカのすれ違いゾーンでもその大音量を聴くことはありませんでした。

・電池切れ?
・係員やランナーに注意された?
・迷惑と気づいて止めた?
・大失速して折り返しでは会えなかった?
・リタイアした?

私は四番目か五番目だと思います。理由はあんな走るたびに腰をうつポーチでは後半のダメージが大きいから。

さあどうだったのでしょうか?




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