接地時間 | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

去年の今頃までは考えたこともなかった「接地時間」。

言葉は聞いたことはあったかもしれないけどまるで意識してなかった。

意識するようになったのは、ハイテク塾に入って、小川ミーナさんに教えてもらってから。  

その時は自分が考えていた効率的に走るフォームとまったく違う指摘だったので自分が納得するまで質問させて頂いた。

そして自分自身でその指摘を消化した上で接地時間を意識するようにしたところスピードが維持できるようになりました。昨年秋にサブスリーが出来たのも接地時間を意識したからです。

接地時間を短くしようって思ってもイメージが湧かないと思います。脚の回転(ピッチ)を速くするイメージだと疲れちゃいます。当時私が意識したのは足が後ろに流れないようにすることです。着地をして足が身体の下を通ったらそのまま流れるまま後ろに流すのではなく、すぐに巻き上げて次の一歩に備えます。足の裏を後ろのランナーに見せるイメージです。(巻き上げた時に骨盤を・・・なんて話しは今日はやめます。)

このイメージが当初真逆だったのでミーナさんに納得いくまで聞いたのでした。

後ろのランナーに足の裏が見えないイメージで走るとどうしても足は後ろに流れます。後ろに流れる時間は前に進みことには寄与してない時間です。その時間の分だけ身体の動きにロスがでるし時間のロスも発生します。

その走りをするために意識してることは、腰を高く保ったフォームで走ることです。腰が落ちたら接地時間は長くなります。また足を持ち上げるのも大変です。。。

レース終盤に一生懸命頑張ってるのにペースが落ちてる時ってだいたい腰が落ちています。腰が落ちると接地時間も長くなるしスムーズな脚の動きを妨げるからストライドは短くなるしピッチも落ちるから必然的にペースが落ちます。

ウルトラマラソンでは脚を高く上げずに地面を這うように摺り足で走る人もいます。結構速い方でもいます。またウルトラマラソンの時には意図的に着地の衝撃を緩和するために摺り足的なフォームにする方もいます。でも速い方を見てると脚は後ろに流れていません。摺り足的に低い位置で走っていながら接地時間は短いのです。当然ながら腰の位置は高い。

二週間後のゆめのしまや三週間後のサロマに出る方は疲れてきた時ほど腰を高く保つイメージを持ってスピードはゆっくりであっても接地時間を短くして走ったら楽にスピードが出るかもしれません。。
 
私自身はスピードランナーではないし、陸上競技経験自体ないので正しいかどうかは分かりません。ミーナさんから聞いたことを間違って認識してるかもしれないしね 笑

でも、接地時間について意識するようになってから5キロから100キロまで自己ベストを更新しています。だから間違ってはいないと思います。。。ただこの手の話は話す人と聞く人のマラソンの経験やレベルによってまるで違う風に受け取ることがあります。私が最初意識していた、後ろの人に足裏を見せないように走るも教えて頂いた方の意図と私が受け取った認識にズレがあったのかもしれません。


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