UTMF完走記② ~序盤は抑えて~ | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

昨晩は整体で手首を見てもらったら挫傷みたいです。まあたいしたことはないけど曲げると痛い。。

しかし新宿駅でホームに降りる時に驚きました(ーー;)無意識に駆け下りていましたが、痛かったはずの前モモが痛くないのです。。。
 
つい夕方まで痛かったのに??

朝から仕事で歩いたのが良かったのだと思います。

今朝確認したら前モモの張りはかなりとれてる。痛いのは左前スネと左尻です。尻は筋肉痛ではなく泥場でのこれでもかってくらいの転倒が原因かも。

しかしこんなに早く通常の生活に戻れるとは思いませんでした。


さてレースについて記憶があるうちに書いていきます。 



ここからスタートです。

長い長いレースの始まりです。
 
カウントダウンが終わりスタートするとみんなテンションが上がってるのかマジで速い!!

私はのんびり走りました。

自分が思ってる以上にペースが上がってることもあるのでスントアンビットでペースを確認しながら進みました。



ただGPSからの位置情報取得時間を48時間保つように60秒に1回に設定したから最初はペースがかなりいい加減でイマイチ分かりにくい 笑

でも体感ペースで、だいたい坂に入るまではキロ6分で、上り坂に入ったら歩きを入れたからキロ7分です。

今回はタイムは気にしないで完走だけを目指したレースなので確実に完走するにはどうしたらよいかをいろいろ考えました。

もちろん超エリートランナーでも確実に完走なんて出来ません。ましてやトレイル初心者の私には簡単なことではないです。。。リタイアのリスクをどうやって最小化するかってことです。

その一つは当たり前だけど、出来るだけ身体にダメージのないように進むことです。

交通安全標語じゃないけど、

急発進、急加速、急ブレーキをしない。

です。

あと心拍数をできるだけ上げないこと。

タイムを狙うならある程度、身体にダメージを与える走りをするけど、今回はタイムより負荷のない走り最優先です。

具体的にはこんな感じです。

・登りは走れても基本歩く。

・平地でも心拍数が上がってきたら歩く。

・ストック使用可能場所では積極的に使う。

・下りは走れる場所は走るけど着地の衝撃はできるだけ小さくする。

・抜かれても一切気にしない。

・登りで脹ら脛を使うのは仕方ないから下りでは脹ら脛を使わないようにする。→足首の角度を変えないで走りる。

正しいかは分かりませんよ 笑
少なくてもタイムや順位を狙う人には適さないと思います。

走れるのに歩くなんて!!

と思う方もいると思います。

私は100キロレースでも基本歩きません。ただ歩くことに罪悪感はありません。ではなぜ100キロレースで歩かないかは走った方が速くゴールできるからです。例えば野辺山のような激坂で走ったより歩いた方がトータルでは速いようなコース(走ったことありません。)なら間違いなく歩きます。何が何でも歩かないなんて信念はありません。

ただ歩くと言ってもゆっくり歩くのではなく早歩きです。平地ならだいたいキロ10分(時速6キロ)でリズムよく歩きました。 

まあUTMFのコースをジョグペースより遅いキロ7分平均で走れるなら何とタイムは18時間12分です。なんとトップより41分も速い!!まあこのコースを平均キロ7分では走れないですけどね。

逆に156キロを制限時間の48時間で割ると時速3キロちょいでいいのですから 笑 関門があるから中盤まではそんなことないけど。

何が書きたいかと言うと歩くのも戦略ってことです。  

今回は天子山塊に入るまでにかなり余裕がないと完走できないと思ってましたからホント体力温存に精一杯でした。決して不真面目に走ったわけではなく、写真だって天子山塊に入る前に一枚とっただけ。完走に向けて一生懸命自分の決めた戦略を押し通しました。

そんな走りをした結果、
 
スタート~A1区間(18キロ)
600m登って700m下るって感じの区間

タイム 02:29:03  

到着時間 17:29:03

到着順位 446

予定通りのタイムでしたが、下りでは抜かれまくりでした 笑 

順位だって上位50%くらいだし、フルマラソンやウルトラマラソンでは上位3%くらいで走ってることを考えるとかなり遅いです。 

しかしみんな飛ばしてましたよ~

次のブログで補給の注意点を書きます。


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