800年前に起きた世界海没にて
世界は一度海に沈んだ。
その際に「空白の100年」の歴史だけでなく
900年以上前の歴史も失われたのではないかという説があるので
考えてみることにする
800年前の世界海没の際に高所に逃げた人々には
①空白の100年(800-900年前)の記憶、記録
②900年以前の記憶、記録
この二つが残っている。
戦後処理として世界政府は①のみを消し去ることにした。
方法論としては
その1 ①を語る人物をしらみつぶしに処刑することで「恐怖」によって記憶や記録を間引いていった可能性はあります。
その2 メモメモの実はパラミシア系の能力なので記憶が消えるように「周囲に影響を与えた」可能性はあります
その2に関しては無差別に人々の記憶に干渉してしまい、ポーネグリフという存在を現在も守り続ける人々がいることに説明がつかない。ポーネグリフの存在は一番世界政府が知られたくないものの一つなのだから真っ先にポーネグリフに関する記憶を消すようにするはずである。記憶を操作できるのにそれをしないのは合理性に欠く行為だと考える。なのでその2は可能性は低いと考える。
よって残ったのはその1である。これは現在進行形で世界政府が続けている政策でもある。
「空白の100年」の歴史を語ったり、調べようとしている人物を手あたり次第見つけ出し、見せしめとして惨殺することで残った人々は恐怖し、積極的に「空白の100年」の歴史を語ることを渋るようになり、また後世にそれを残すようなこともしなくなるであろう。そういったネガティブフィードバックが働き、数的にも質的にも「空白の100年」を知る人物が減っていったのではないかと思います。勿論、これはポーネグリフを守る人々の存在を否定するものではありません。おそらく「空白の100年」を語らずにひっそりと暮らせば世界政府に見つけられることもなかったからです。
それに加え、世界政府は嘘の歴史(GENESIS)を広め情報を上書きすることで「空白の100年」の歴史を無かったことにしたのではないかと思います。
こういった施策により、
なぜ900年以上前の歴史が無事で
「空白の100年」の歴史のみが消えたのではないかを説明できると考えます。