ウーラノス | Ash(ワンピース考察)

Ash(ワンピース考察)

ワンピース(ONE PIECE)関連の考察を挙げます

 

 

ワンピースの古代兵器はギリシャ神話のウーラノスが元ネタとされている。

ウーラノスには大地の神ガイアから無性生殖(性行為なし)で産み出された天空神であるとされている。しかし天空神としての記述(役職の紹介程度の量)は少なくギリシャ神話のストーリー上はそこまで重要視されていないように見える。

むしろウーラノスの個性としては巨人の祖であることが挙げられる。これは後の二つの大戦(ティタノマキア/ギガントマキア)の遠因でもありギリシャ神話のストーリー上もウーラノスが「巨人の祖」であることは重要な個性と言える

 

以下に二つの大戦の要約を載せる。

①ティタノマキア

ガイアとウーラノスの子供ティターン12神が孫世代のオリュンポス12神と戦争を開始した。原因はウーラノスが息子クロノスに投げかけた「やがてお前も自分の息子に王位を追われるだろう」という呪いの言葉である。王位を追われることを恐れたクロノスが次々と生まれてくる子供を飲み込んでいったが、ゼウスが難を逃れ反旗を翻すこととなる。ガイアが孫ゼウスらオリュンポス12神を助けたため巨神族ティターン12神は敗北した。

 

②ギガントマキア

ウーラノスの切り落とされた男根からあふれた血を浴びることで母ガイアは巨人ギガースらを産み出しオリュンポス12神にけしかける。原因は前大戦であるティタノマキアで敗北したティターン12神がタルタロスに幽閉されたことである。孫世代のオリュンポス12神のわが子ティターン12神への理不尽な仕打ちにガイアが不満を覚えため仕返しをする意味があった。しかしゼウスの子供である英雄ヘーラクレースの活躍もありガイア率いる巨人ギガースらは敗北することになる。

 

これからワンピースでは800年前に中断してしまった「巨大な戦い」(前半戦)の続き(後半戦)が始まると思われる。

(「巨大な戦い」を前半戦/後半戦に分けているがこれはギリシア神話のティタノマキア/ギガントマキアに近い印象である)

ウラヌスは巨人化技術 | Ash(ワンピース考察) (ameblo.jp)

当時の「巨大な王国」には巨人族が味方したと思われる。そして今回も巨人族は現代のジョイボーイであるルフィ陣営で戦うことになるであろう。これから巨人または巨人化がクローズアップされていくことになると思うが、いまだに世界政府が実現することが出来ない「巨人化技術」も圧倒的な武力を手に入れることができるという意味では「古代兵器」と言ってよいのではないかと考える。