四皇と色彩感覚 | Ash(ワンピース考察)

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今回四皇となったメンバーを見ると手配書に映った髪の色から

ルフィー→白

黒ひげ→黒

赤髪→赤

バギー→青

となっている。

 

ここで思い起こさせるのは四神の存在です(白虎、玄武、朱雀、青龍)

 

よく言われているのは古代の日本など東洋では色彩は、この4つしかなかったと言われている(白、黒、赤、青)→植物などの染料で染め上げることが出来る色もこの4色しかなかったとのこと

その名残として色を表す形容詞で「色」+「い」とダイレクトに表現(白い、黒い、赤い、青い)しているのはこの4色のみとなっている。あと色を重ねた表現(白々しい、黒々とした、赤々とした、青々とした)もこのグループの特徴である。残りの色に関しては明治以降に海外から輸入された概念であり、この4色と区別されている。(黄色いは「色」が入っているのでこのグループに含まれないと考える。でも近い表現なので黄色は最初に海外から来た色かもしれない)

ところで古代の色彩感覚が残っていると感じることは現代でも認められる。どう見たって緑色でしかない信号機の色を無理矢理「青信号」と表現することがあるのがよくある例だと思う。古代の人の色彩感覚はこの4色で無理矢理やりくりしていたのではないだろうかと考える

 

話を四皇に戻すが「朱雀と玄武」「白虎と青龍」は対を成す存在である。龍虎対決という表現があるようにライバル関係なのである。ルフィーとバギーは微妙なところではあるが、赤髪と黒ひげはまさにライバル関係と考えていいだろう。

このライバル関係にあるもの同士が今後戦闘をする可能性が示唆されているのではないかと考える。逆にライバル関係にないものは同盟を結ぶかもしれないです。例えば黒ひげ/バギー同盟、ルフィー/赤髪同盟などです。