こんばんは!



今日授業で以下のような文を扱い、授業内でクスリという笑いが起きたので紹介してみようと思います。


ブラックジョークです、考えながら訳してみましょう。



No one has ever complained of a parachute not opening.





答えは下へ



















No one has ever complained of a parachute not opening.


「いまだかつて誰もパラシュートが開かないと文句を言ったことのある者はいない」



ここでは現在完了の <経験> 用法 「これまで~したことがある」 が使われています。


また、of の後の a parachute は、not opening という動名詞の 「意味上の主語」 と呼ばれるものです。


つまり、開かない(not opening)のは、パラシュート(a parachute)であり、そのことに文句を言う(complain)するものはこれまでにいない、ということです。




なぜこれがブラックジョークか、わかりましたか?



「パラシュートは必ず開くものだ」 という意味ではないですよ!


パラシュートが開かなかったのなら、今その人が生きているとは考えにくいのです。


それゆえ、パラシュートが開かなかったという文句を言う人なんかいるわけもない、ということなんですね。


(死者は言葉を語らないので)






というわけで、現実逃避はこのへんにして、仕事に戻りますかね。。。