こんにちは!

今日で1月も終わりですね!信じられない・・・。

まだ正月気分が抜けない人も多くいらっしゃるのでは?(笑)



さて今日は

「無視する」

という表現を紹介していきましょう!


前回の日記では、ignore と ignorance という語の関係を、その語源から紐解いていったわけですが。



2014年1月30日
ignore と ignorance の関係

http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11761275219.html



では「無視する」と言いたい場合、毎回 ignore を使えるかどうか、という問題ですが。


どの言語にも言えることですが、やはりニュアンスや場面によって似た表現が使い分けられるのが普通です。


以下、「無視する」の候補3つをみていきましょう。


ignore

「(意図的に) 無視する、気が付かないふりをする」



Josh talked to Mary, but she ignored him.


「ジョッシュはメアリーに話しかけたが、メアリーはジョッシュを無視した」



neglect

「(すべきことを、怠慢によって) 無視、軽視、放棄する」 というイメージ。


育児放棄の 「ネグレクト」 はこの語から。



Our boss neglects his own responsibility of training his subordinates.


「私たちの上司は、部下を教育する責任を無視している」


⇒ この場合に ignore を使うと、「上司は責任に対して、意図的に見て見ぬふりをする」 という意味になる。





disregard


「(考慮した結果) 無視する、考慮しない」


regard 「考える、配慮する」 という語に、否定接頭語 dis- がついている語。


ignore は、考慮する/配慮することすら拒否することで、少し無礼な印象。



The committee disregarded his opinion completely.


「委員会は、彼の意見を (考慮した結果) 完全に無視した」





いかがでしたか?


似たような意味の単語でも、使い方やニュアンスに気を付けることが大切です!