こんばんは!
栃木から帰ってきました。
日光東照宮、少し入場料や駐車場代は高いなと思いましたが、行けてよかったです。
たった一晩でしたが、リフレッシュになったかもしれません!
また頑張れます!
さて今回は、
ヨーロッパ系アメリカ人 (「白人」) への差別語
というお話をしましょう。
これまでは、「アフリカ系アメリカ人への差別語」が多いという話をしてきましたが、では「ヨーロッパ系アメリカ人」に対しての差別語にはどのようなものがあるのでしょうか。
アフリカ系アメリカ人に比べると、ヨーロッパ系アメリカ人(いわゆる「白人」)に対する差別語は少な目です。
nigger
が、アフリカ系アメリカ人に対する 「クロンボ」 と訳されるならば、「シロンボ」 にあたる語には
whitey
「シロンボ」
があります。ただ、やはり nigger の強烈な差別的ニュアンスに比べると少し薄いように感じます。
nigger ぐらいの強い差別語といえば、
red neck
「レッド・ネック、赤っ首野郎」
になるでしょうか。
なぜ「赤い首」なのかというと、
南部の田舎に住む貧しい白人が、野外の肉体労働のせいで日焼けし、「首が赤く」なったから
という、南部白人貧困層に対するステレオタイプに基づいているのです。
アメリカ社会では、この red neck という語が差別的な語であることを知らない人も多く、ある程度アメリカで生活していると、ごく普通にこの語を耳にすることがあるかもしれません。
(それに対して nigger という語は絶対的タブー語なので、聞く頻度は高くないでしょう)
また、白人貧困層に対する差別語としては、他にWhite Trash 「白人のゴミ」という語もあります。
アメリカ社会は平等主義 (egalitarianism) に基づいた社会だと言われてます。
人種のるつぼ (melting pot) や サラダ・ボウル (salad bowl) とも言われるように、非常に多種にわたる人種が共存する社会でさえも、このような差別語は数多くあります。
真の共存が実現する社会はいつ来るんでしょうかねえ。