こんにちは!



すっかり風が冷たくなってきましたね!


昨夜半袖のポロシャツで出かけたら、周りが半袖の方がほとんどいなくて少し恥ずかしい思いをしました。


見られているわけではないのに、こういうときって周りの目がやたら気になりますよね。





さて、今回は先行詞なしで用いられる関係副詞の用法についてご紹介します。




関係副詞の基本的な用法については、過去の日記をご覧ください。




関係副詞 ~関係代名詞との違い~


http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11306459863.html




通常、関係詞とは先行詞をとってその先行詞に説明を加えるような形で修飾します。



しかし関係副詞には、先行詞が明らかにわかるような場合にはその先行詞が省略されることがあります。



というよりも、そのような場合には省略されることが多いです。



そして、そのような場合、関係副詞節は、「~する場所/時/理由/方法」という、名詞節を導くことになります。




まず、場所を先行詞にとる where の場合



This is where I was born.


「これは、私が生まれた場所です」



この場合、関係副詞whereが本来とるべき先行詞は、場所などを表す語でしょう。



This is the place where I was born.



ただし、ここでは the place「場所」 ということをわざわざ言わなくても、場所を先行詞にとる where があるので、先行詞は明らかに場所ということがわかるので、ここでは先行詞 the place を省略することができるのです。




このような先行詞の省略は、他の関係副詞でも可能です。



when 「~する時」


1983 is when I was born.


「1983年は、私が生まれた年(時)だ」


⇒ ここでは、先行詞の yearやthe timeなどが省略されていると考える。


1983 is the year when I was born.




why 「~する理由」


That's why I hate a chocolate cake.


「そういうわけで、私はチョコレート・ケーキが嫌いなんだよ」


「そのことが、私がチョコレート・ケーキが嫌いな理由だよ」



⇒ ここでは、先行詞の the reason が省略されていると考える。


That's the reason why I hate a chocolate cake.





how 「~する方法」


逆に、howは、先行詞をとることができません


先行詞 the way 「方法」 が置かれる場合、how は使えず、代わりにthatが使われるか、省略されます


That's how I broke the window.


⇒ howが使われると、先行詞は必ず省略される。



もしくは



That's the way (that) I broke the window.


⇒ 先行詞the wayがあるため、howは使えずthatを使う。もしくは省略。




ただし、以下の例はダメ!


× That's the way how I broke the window.





関係副詞をうまく使って、文章を生き生きとしたものにしたいですね!