【アンダーウォーター】 2020年 米
【Underwater】
個人的評価:★★★☆☆ -0.5
【あらすじ】
マリアナ海溝の底の資源採掘基地で働いているノラはシャワー室を出たところで水漏れを気が付く、その一瞬後基地の崩壊がアナウンスされた、ノラはなんとか隔壁を下げることに成功し隊長を含む5人と合流できた。脱出するには海底を歩いて隣接する別の基地まで歩く必要があったが海の底にはなにかが・・・
【感想】
うーん悪くはないというかよくない・・・
割とお金がかかっていてB級ではない映画なんですが出来は非常に微妙です。初っ端の基地崩壊のシーンから生き残った人たちで脱出の方法を考えるところくらいまではテンポもよく、絶体絶命の状況から生き残ろうとする感じが出ていて非常に良かったんですが・・
ただ、事故の原因となる深海の”何か”がよくないw
→ この映画の目玉なのにw
この襲ってくる半魚人のようなものがなにかわからないのでまったく何が起こってるのかわからない。地上と通信ができないこともあって主人公たちに情報がないので視聴者にも情報がないw
せめて事前に危険を察知していたが聞いてもらえなかった生物学者とかがなにかヒントをくれるとかしないとただ脱出する先で襲われて逃げ惑うだけという構図が続きます。地上と通信できて怪物の弱点とかわかれば・・
→ まあバトルシーンもあるけど。
これであれば謎の生物ではなくて北の方の映画マニアさんが言っていたように正体がある程度想像できる深海ザメにした方がよっぽど映画として盛り上がると思います。
主人公ノラを演じるのはクリステン・スチュワート、「パニック・ルーム」でジョディ・フォスターの11歳の娘役をやった俳優さんですね・・もう34才ですか、いやー俺も年取るはずだw
渋い隊長役はヴァンサン・カッセル・・まあ面子をみてもB級じゃないねw、この隊長さんが自分の娘の年齢を間違える理由がわかるシーンは結構よかった。年寄りの涙腺刺激ネタw
ということで舞台は深海、映像的にはそこそこお金がかかっているこの映画・・怪物の正体にもやもやして正直物足りなさはありますが、モンスターパニック物としてなんとか生き残ろうとする主人公たちに共感できればそこそこ楽しめると思います。
途中、原子炉云々言い出して結末が予想できるとしても・・
個人的価の尺度
☆☆☆☆☆:クソ映画・・ゴミ
★☆☆☆☆:時間の無駄映画
★★☆☆☆:面白くないが観れる
★★★☆☆:普通に面白い
★★★★☆:観てよかった、面白い!
★★★★★:私史上最高の映画の一つ!