サッカー日本代表招集を辞退していたGK権田修一は
「オーバートレーニング症候群」
と診断された経験があります。
オーバートレーニング症候群とは、スポーツによる生理的疲労が回復しないまま積み重なって発症する慢性疲労状態を言うのですが、プロスポーツ選手など「競争の世界で生きている選手たち」は日常的に”休む”ことに不安を感じているため、休息や栄養が不十分になった結果、パフォーマンスが低下してしまうなどの症状が出るのです。
権田選手のコンディション不良がここから来ていたなら、スランプとか、気持ちが折れたとかで日本代表を断ったのではないと、周りが理解してあげることが大切です。それによって、無意味に引退を早めることも、再起不能になることも避けられます。
オーバートレーニング症候群では、全身がだるい・眠れない・食欲がなくなるなどの症状から、体重の減少も引き起こされます。ただのオーバートレーニングを通り越し、ストレスによるホルモンバランスの崩れにまで至れば、選手生命を縮める可能性もある病気なのです。
比較的ストイックな選手が陥りやすいと考えられていて、現川崎フロンターレの大久保嘉人も2010年南アフリカW杯直後にオーバートレーニング症候群を発症した経験があります。ただの疲れでは済まされない「非常に危険なオーバートレーニング症候群予備軍のアスリート」は、案外多いのかもしれません。
では、ストイックに競技に打ち込み、日の丸を背負って世界で戦うアスリートたちは、オーバートレーニング症候群を恐れて「やり過ぎないよう」に気をつけるしかないのでしょうか? それはそれで、己と日々闘っているアスリートにとってストレスですね…
アスリートたちは、普通に生活している我々より余計に呼吸し、体内に酸素を供給します。もちろん酸素は人間にとって必要なので、呼吸を制限するわけにはいきません。
しかし、この「酸素」…無いと困るけど、有りすぎても困ってしまう
この酸素は、人体を中から錆びさせる活性酸素の素となります。活性酸素については専門的なモノから学んで頂ければと思いますが、
人間が老いたりボケたりするのを含め、
病の90%近くを引き起こすのはこの活性酸素が原因
だらと言って、息を止めて酸素の供給を拒むことも極端に減らすことも不可能。では、どうしたらいいでしょうか?
安心してください…活性酸素とこの地球上で唯一闘ってくれる頼もしいモノがあります!それは
水素水
今はちょっとした水素水ブーム?なのか、東急ハンズでもコンビニでも水素水を扱っていますね。パウチタイプ・ペットボトル・ウォーターサーバーから、スティックで水素を発生させるもの、サプリまで多種多様な商品が出回っています。
気を付けてほしいのは、それらほとんどの商品が消費者の体に入る頃には、謳っている水素が含有されていない!
本当に選んでいいものは、世界中でも1~2商品しかない。
アスリートでも、そうでない人でも、身体のために水素水を摂るという選択は素晴らしいのですが、その辺に並んでいる水素水を気軽に買って飲んでも、それはお金を水に流しているだけなので、ちょっと高い水で喉の渇きを癒すだけになると理解した上でレジに並んで欲しいものです。