スポーツを行なうと「走る」「飛ぶ」「止まる」「切り返す」「蹴る」などの動作が伴い、膝への負担がかかります。

使い過ぎ(オーバーユース)、充分な休息がなされていない、筋力不足が原因で膝が痛くなったという話をよく聞きます。

使い過ぎには、休息をとる?
筋力不足には、筋トレ?

でもそんなにハードなスポーツをしていないのに膝が痛い!
筋トレは常にやっているのに肉離れになったりよくケガをしたり!

などもよく聞きます。

ケガをしやすい人!
「Aさんはよくケガをするよな!Bさんはケガをしないなあ!」

いつも同じところが痛くなる!なおってもまた同じようなところが痛くなる!
「右の太ももの肉離れを3回した!癖になってるなあ」
など・・・


膝のスポーツ障害には、「オスグット・シュラッター病」「ジャンパー膝」「ランナー膝」「シンディングラーセン・ヨハンソン病」などの名前がありますが障害部位や状態が少し違うだけで同じような発生原因です。

膝を伸ばす動作では、大腿四頭筋の収縮とともにハムストリングスの伸長(弛緩)が伴います。
足首や他の関節でもこの様に筋肉のバランスが調整されています。

この様な筋肉、関節がバランス良く動いていると少々身体を使い過ぎても筋力が弱くても痛みが出たりケガをすることは少ないと思います!

今日は両膝のお皿の下が痛いサッカー部の高校生が来られました。
膝屈伸運動では90度くらいの角度で両膝が痛みます。
両方のハムストリングスを効果的なストレッチ(大腿四頭筋を使います)を行なった後、膝屈伸をすると痛みなく最後まで屈伸出来ました。

肩の痛み、肘の痛み、腰の痛み、股関節の痛みなども筋肉がバランス良く動かなければ改善しにくいですよ!
スポーツだけではなく日常の動きでも同じです。

神経関節機能バランスを整え状態にあったストレッチ?(運動)を取り入れることで早期回復を目指します。