大学生の娘が初選挙
そんな年齢になったんだなと
しみじみ感じながら
日曜日の夜、一緒に投票に行くことを誘われて約束していた
ボートマッチという自分の政治思想にもっとも
近い政党や候補者を測定できるネットサービスを利用して
考えていた彼女
大学で学んでいる財政学や
知っている事を駆使して出した答えに一票を投じよう
としている彼女の知的好奇心に引っ張られ
わたしもアップデートされていく
彼女は自分の思いや疑問
政治に対する憤りも含めて
わたしに伝えてきてくれる
そしてその後に、
「それでお母さんは何を基準に投票してるん?」
と聞かれてはじめて私の意見を伝える
ひとしきり私の意見を聞いた後に
「お母さんらしいわ」とニヤリとした彼女
マザーズコーチングを学ぶ前の私なら
きっと、私は○○の理由でここに投票するのよと
まずは一番に高らかに家族に宣言し
まるでそれが正しいかのように
意気揚々と話していたと思う
まるで あなたもそうするのが一番いいのよ
と言わんばかりに。
そうするコミュニケーションが
娘が中2までスタンダードだった私が
随分変化したものだと
感じた夜だった。
投票後にスーパーに寄って
買い物をして
「お母さんやりたい事あるやろ?
今日くらいはわたしが今日はご飯つくるわ」
そう言って
豚バラのキムチチャーハンを作ってくれた
