先日、大阪市内の小学校で
小林由佳コーチが講師を務める
「鏡の中のぼく」授業にサポートに
田中まる美コーチと横山奈緒美コーチと入らせてもらいました。
「自分を大切にすること」
シンプルだけど奥が深いテーマを
どう伝えるか
由佳コーチの授業に対する姿勢と
子ども達の心がみるみる開いていく様子を
目の当たりにして
胸が熱くなった。
子ども達との
対話を大事にしながら
「自己対話」を意識する授業は
今思い出しても胸がいっぱいになる。
この感動をどう伝えたらいいんだろう。
「自分が自分にどんな言葉をかけているのか」
そんな日頃は、あまり考えないことを
じっくり考え、言葉にし、ともに考える時間
子どもの自分と向き合う姿が
ただただ素晴らしかった。
友達はどう感じているのだろうと
一心に耳を傾ける姿
授業開始直後の
「あてられたくない」
「発言したくない」少し緊張した雰囲気から
聞いて欲しい、友達はどう考えているのだろう
と興味津々の雰囲気に変化していったのがわかった。
担任の先生や、私達大人の自己対話の話も
懸命に聞く子ども達の姿にも
胸が熱くなる。
本音で自分を語ること
何が「正解」か
答えをどこかに探す授業に
私達は慣れているのかもしれないけれど
「自分だけの答え」が
みんな自分の中にあるんだと
感じる時間
そしてそれが
どう子ども達に影響するのか
少し垣間見れた気がした。
授業の初め
「コーチング」という授業に
不安やあからさまな反発心を
にじませていた子ども達も少しいて
そう感じていた子たちが
授業の終わりには
自分の好きなものを自ら語ろうとしたり
時折涙をにじませながら
もうちょっと頑張ってみると
自分の気持ちを変化させていた姿が眩しかった。
子ども達の、
スポンジが水を吸うような吸収力と
しなやかさに
ハッとさせられ
だからこそ大人のあり方が
問われている気がして
身が引き締まる思いがした。
大人になるにつれ
世の中で上手く生きていくために
思っていないことを言ったり
イヤだった
悲しかった
辛かった
悔しかった
そんな本心を直視するのはしんどいから
見ないようにしている自分に気付いた
子ども達は素直で
「今」を懸命に生きている
「何をするのか」
ばかりを考えてしまうけど
「どんな心でするのか」
自己対話をし続け
考え続けていきたい
そう思わせてもらった授業だった。
子ども達、先生方、由佳さん、まる美さん、奈緒美さん
ありがとうございました。
自分の心をおきざりにしないで
生きていこう
そう思わせてもらった授業だった。
たくさんの子ども達に届けたい授業だった。