施術院におみえになった患者さんに、「牛乳は体に良くないんですよ。」と話したものの、その理由が頭の中で整理されていなかったので、ここであらためて整理し、みなさんとシェアしたいと思います。
牛乳のたんぱく質の約8割を占める「カゼイン」は、胃に入るとすぐに固まってしまうので消化が悪いです。
市販の牛乳はその成分がホモゲナイズ(搾乳した牛乳の脂肪分を均等化させるために撹拌)されています。撹拌した時に牛乳に空気が混ざり、乳脂肪分が過酸化脂質(酸化がとても進んだ脂(=錆びた脂))になってしまいます。
過酸化脂質を多く含むので、腸内環境を悪化させ悪玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを崩します。そして、腸内に活性酸素、硫化水素、アンモニアなどの毒素が発生し、病気を発生させる原因となりえます。
100度以上の高温で殺菌することによりエンザイム(酵素)は死滅し、たんぱく質も変質してしまいます。
牛乳や乳製品の摂取はアレルギー体質をつくる可能性が高いのです。
市販の牛乳を母牛の代わりに子牛に飲ませると、子牛は4~5日で死んでしまいます。
牛乳を飲むと血中カルシウム濃度が急激に上昇します。すると、体は血中カルシウム濃度をなんとか通常値に戻そうと恒常性コントロールが働き、血中余剰カルシウムを尿に排泄してしまいます。その結果、体内のカルシウム量は減ってしまい、骨粗鬆症引き起こします。
乳糖(乳製品に含まれる糖分)を分解するエンザイム(酵素)「ラクターゼ」は、大人になると減少してきます。「乳」は赤ちゃんが飲むもので、大人が飲むものではないから、ラクターゼは本来大人に必要なエンザイムではないのです。乳糖はヨーグルトの中にたくさん含まれており、ラクターゼ不足から乳糖をきちんと消化しきれないため、軽い下痢を起こす人が多いのです。それを「乳酸菌で便秘が治った」と勘違いしているのです。
参考: 「病気にならない生き方」新谷弘実著 サンマーク出版
つづく・・・