ようやく今夜から東京のみの暮らしにもどります。仕事も元のところにもどれそうなので、暮らしは以前のままになりそうです。ただ、家の問題が解決したわけではありませんから、また、どうなるか分かりません。しばらくは、ブログにも熱心にはなれないと思います。
 もうどれぐらい露出もしていなかったでしょう。
 久しぶりに東京の深夜を歩きました。驚きました。東京の深夜はものすごく明るいのです。私が全裸になった公園は、とても見通しがよく、遠くからでも、そこに全裸の人がいたら分かりそうです。そんな公園を全裸で走ることなど、とても不可能に思いました。
 オシッコをしたマンションの前にも行ってみました。確かに、通りからは少し死角にはなっていますが、そんなところでオシッコなんかできそうにありませんでした。
 足をのばして、深夜、私がフェンス越しに間近で裸のお尻を見せた遊歩道の上に行きました。フェンスの向こう側だけは記憶のままに暗く、しかもフェンスが高いので、私を安心させました。それ以外のものは、ことごとく私の記憶とは違っていました。ミニのスカートなら、フェンスに裸のお尻をつけても平気かもしれないと思いながら、フェンスに背を向けジーンズのお尻をつけながら、しばらく、ぼんやりしていました。
 でも、それだけでも怖いのです。後ろからいきなり棒のような物で突かれるかもしれない。蹴られるかもしれない。そんなおかしな妄想をしてしまうのです。服を着たままフェンスに背をつけているだけで不安なのです。そこに私は裸のお尻をアソコをむき出しにしたままつけていたのかと思うと、怖くなりました。
 遊歩道に降り、下から確認しました。そこは思っているよりもはるかに明るく、そこに裸のお尻があったら、それはきっと白く光って見えるはずです。そう思うのが自然な明るさなのです。
 でも、その反面、下の遊歩道と公園は暗いので、ここなら、少しぐらい露出しても平気かもしれないと思いましたが、できませんでした。怖いのです。
 そのまま家にもどりました。興奮するというよりは、怖いばかりの深夜の散歩でした。今は、本当に自分があんなことができたのか、あれは夢でなく現実だったのか、そんなことを考えています。すべては私の妄想だったような気もするのです。何しろ、今の私には、そうしたことをする勇気がまったくなくなってしまっているのですから。