目覚めた瞬間、それは昨日、現実にあったことだと思いました。それほど、その記憶は鮮明だったのです。
 私は、公園にいました。ブランコのことろに、小学校の高学年ぐらいの男の子が、三人いました。私は、そこに行き、男の子たちに「お姉ちゃん、オシッコがガマンできなくて、この公園、トイレがないから、見張りしてくれるかなあ」と、話しかけました。
 男の子たちは「いいよ」と、元気に返事をすると、公園の茂みに私を案内してくれました。しゃがめば周囲からは、見えなくなりそうな植木がありました。
「ありがとう、見たかったら、交代で一人一人なら、見てもいいよ」
 と、そう言いながら私はパンツを下着ごと降ろしました。男の子は、少し相談して、二人が見張りに、そして、一人が、まだ、パンツを降ろしただけで立ったままの私の下半身を覗きこみました。
「すげえー」と、その男の子が言うと、見張りのことは忘れて他の二人も私の前に来ました。
 私はしゃがんだ後「覗きこんでもいいのよ」と、言いました。三人は地面に寝転がって、アソコを見ています。私はラビアを両手で開いて、奥まで見えるようにしてあげました。
 そして「いい、オシッコするわよ、女の子のオシッコがどこから出るかなんて見たことないでしょ」と、言いました。男の子たちは「チンチンがない、どこから出るの」と、言い、好奇心に目を輝かせてアソコを見つめます。
「ここに、小さな穴があるでしょ、そこから出るのよ、ゆっくり出してあげるから、よーく見るのよ」と、言いながら、私はチョロチョロとオシッコを出しました。
「本当だ、○○君の言ってた通りだチンチンじゃなくて、穴からオシッコ出るんだー」
 三人は大騒ぎです。
 なんてことしてしまったんだろう、と、思いました。
 目覚めた瞬間、私は前日の行動を細かく思い出しました。会社には確かに行きました。帰宅は深夜になりました。お酒は飲んでいません。その後、夢のことを思い出しました。記憶は鮮明でした。男の子たちの顔もはっきり思い出せます。ただ、公園は暗く、明らかに夜でした。やはり夢だったようです。
 あまりにも強い願望が夢を、あたかも現実の記憶のように鮮明なものにしてしまったのでしょうか。それとも、現実にしてしまったことを夢だと信じこもうとしているのでしょうか。ちょっぴり不安になりました。もちろん、時間が経ち、コーヒーが沸く頃には、明らかに夢だったと分かったのですが……