用事があって、つきあいのある会社の会議室で人を待っていました。二階にある会議室の窓は大きく、通りがよく見えます。しばらく待たされたこともあって、行儀はよくないのですが、私は窓のところに立って表を見ていました。
近くに立ち話しをする主婦が二人いました。ときどきこちらをチラッと見るのです。そして、また、何かを話しています。
私はハッとしてスカートを気にしました。下からパンティが見えているのかもしれないと思ったのです。でも、いくらなんでも、それは考えられません。次に、ファスナーを気にし、最後は、鏡で顔を見てしまいました。
冷静に考えてみれば、化粧がくずれていたとしても、その人たちから見える距離ではありません。
軽い被害妄想なのです。
思えば、私は昔から、そうした傾向がありました。ひそひそ話しをしている人を見ると、自分の悪口を言っているのかもしれない、と、心配になりました。
深夜の街を全裸で歩いているところを、どこかで見た人は、きっと、私のことを話すはずです。そこにもう一人いるなら、すぐにその人に話すかもしれません。
それは快感なのです。
でも、日常の中で、何かひそひそ話ししている人を見るのはイヤなものです。
立ち話しをする主婦は、何度も私のほうを見ました。
いっそ、ここでスカートをめくり、パンティを降ろせば、あの人たちは、変態がいるとしか言えなくなって、他の話しは出来なくなるかもしれない、と、そんなことを思いました。
それが私の露出痴女となった原因だとは思いません。でも、そんなところに、何かあるのは事実なのだと思います。被害妄想が、ただの妄想となり、妄想を実行したくなり、実行したことを、また、妄想してしまうのです。
まさかそこでパンティを降ろしたり、スカートをめくったりは出来ませんから、せめて、窓にお尻を付けてパンティだけでも見せようかと思いました。靴を直すふりをすれば自然か、掃除しているふりをすれば自然か、そんなことを考えていました。そんなことを考えている間に、会社の人が来てしまいました。あのまま、もう十分も待たされたら、私は本当にそれを実行していたかもしれません。
そんな勇気なんかなくて、それさえが私の妄想だったのかもしれませんが。
近くに立ち話しをする主婦が二人いました。ときどきこちらをチラッと見るのです。そして、また、何かを話しています。
私はハッとしてスカートを気にしました。下からパンティが見えているのかもしれないと思ったのです。でも、いくらなんでも、それは考えられません。次に、ファスナーを気にし、最後は、鏡で顔を見てしまいました。
冷静に考えてみれば、化粧がくずれていたとしても、その人たちから見える距離ではありません。
軽い被害妄想なのです。
思えば、私は昔から、そうした傾向がありました。ひそひそ話しをしている人を見ると、自分の悪口を言っているのかもしれない、と、心配になりました。
深夜の街を全裸で歩いているところを、どこかで見た人は、きっと、私のことを話すはずです。そこにもう一人いるなら、すぐにその人に話すかもしれません。
それは快感なのです。
でも、日常の中で、何かひそひそ話ししている人を見るのはイヤなものです。
立ち話しをする主婦は、何度も私のほうを見ました。
いっそ、ここでスカートをめくり、パンティを降ろせば、あの人たちは、変態がいるとしか言えなくなって、他の話しは出来なくなるかもしれない、と、そんなことを思いました。
それが私の露出痴女となった原因だとは思いません。でも、そんなところに、何かあるのは事実なのだと思います。被害妄想が、ただの妄想となり、妄想を実行したくなり、実行したことを、また、妄想してしまうのです。
まさかそこでパンティを降ろしたり、スカートをめくったりは出来ませんから、せめて、窓にお尻を付けてパンティだけでも見せようかと思いました。靴を直すふりをすれば自然か、掃除しているふりをすれば自然か、そんなことを考えていました。そんなことを考えている間に、会社の人が来てしまいました。あのまま、もう十分も待たされたら、私は本当にそれを実行していたかもしれません。
そんな勇気なんかなくて、それさえが私の妄想だったのかもしれませんが。