愛の語り場

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俺は母子家庭だった



日本にきた時は

母が夜の仕事で知り合った男の家に居座って

保育園時代を過ごした


物心がつけば疑問に思うことばっかで

正直小さい頃から親は好きになれなかったと思う

確かに大事にされてた


でも小学校に上がって3年経った時

学校での居場所が見つかって

親に逆らうことが何度かあった


家のこと

母の言うこと

やるべきこと

全て聞き流しやろうともしなかった


学校に居場所ができたのが初めてで

やっと認めてくれる存在ができた

だから友達の誘いを断ることもなかなかできず

小学校は遊びに気を取られてた


俺の母親は

嫁の母親と少しだけ

似てる部分がある


しつけは違うけど

「遊びより勉強に専念すればいい仕事につける」

「どんだけお金使わせたと思ってる」

この二つは同じ

嫁の母親は言葉で傷つけ

嫁の自由を奪い続けてる



でも俺は違う

言われることはあるけど

俺の勉強に対してほぼ無関心

外人で難しい日本語がわからないのかもしれない

わかったとしても教えてくれないはず


俺が親を避けている


小3の時

妹が生まれ

その父親と一緒に暮らすようになった

それに今も納得いかない

姉がいて

妹ができて


全員父親は違うけど母親は同じ

妹の父親は姉に優しくして

俺とは関わろうともしない

それは一緒に暮らすようになってからずっとだ

なんで?

そう俺はずっと思ってきた


中学に上がって

学校で少しいじめられることがあって

その時の彼女とも上手くいかなくなって

居場所がなくなった俺は

-をするようになった

痛みは少ししかない

怖いから深くきれない

でも数日跡は残る

跡がなくなるまで待ち

なくなったらまたきる

その繰り返し


クラスメイトはクラスメイト

友達は友達

その考え方しかできない俺は

誰にも相談することができなかった


友達が多いわけじゃない

ただのいじられ役

頭が良いわけでもない

ズバ抜けて運動が得意なわけでもない

素直になれば人は離れて消えて行く

今までずっとそうだった


今はきることがなくなった

その代わり

不満 弱音 苦しさ 辛さ

全部を自分一人で飲み込み

笑うことで誤魔化した


嬉しさが顔に出やすい

それは笑わなきゃって自分に言い聞かせて

笑うことでなんとかなると自分に思わせたからかもしれない


声にも顔にも感情がすぐ出てしまう

それが俺の目に見える弱点


目に見えない弱点ならたくさんある

それを知る人は居るのだろうか


きっと誰も知らない

知ることができない


俺もまだ知れてないから




親への愛はない

友達への気持ちもない


今の俺をわかってくれるのは

嫁しかいない


嫁が居なきゃ生きていけない


なにもかもを捨てて

嫁のところに行きたい


もう逃げてもいいじゃないか

愛してくれない家族

辛さを与える友達

そんな人たちのために充分尽くした

もういい人を演じるのは疲れた


だから逃げたい

幸せに逃げ込みたい


愛をくれるのは嫁だけ



幸せをくれるのは嫁だけ

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