以前はそれほど感じなかったですが、人間は、年齢とともに、ちょっとしたものにでも、馴染みやすくなってくるんですね。少し長い期間使っただけで、なんとなく愛着がわいてしまう。ずっとおいてあっただけなのに、手放しがたくなる。

 なじんだものに対する思いを断つのは、大変です。思い入れが強いとなおさらですね。決断にいたるのに、良い手段はあるのでしょうか?手段はありませんが、目安になる考え方があります。

 最近、使ったか?当面、使う必要があるか?すなわち、今、必要??って問いかけてみることですね。手放したくなくても、使う必要や予定もなければ、捨てないと、たまってしまうだけになるのです。まだ使えるし。。。なん言い訳も、自分の愛着からくるものです。

 どれだけ自分をごまかさずに、割り切れるか、でフットワークの軽さが違ってきますね。愛着のあるものにかこまれていると、身動きができません。過去に縛られるのです。新たな一歩を踏み出すためには、過去の呪縛から解き放たれないといけないのですね。過去の延長上ではなく、過去から切り離された未来の上にたつのです。新しいステージに上がるためには、一度、過去を絶つ必要があります。
 
 今日は、過去の思いを断つ作業をしていたので、それに関して書くことにしました。でも、私は、なかなか新しいステージに立てません。。。捨てられない過去が多すぎるのです。。。そこが、「ヘタレ」なんですね。過去が捨てられないゆえに、感傷的です。過去の思い出にひたってしまいます。自分のこんな悪いところもワタシ、なんて思えるようになっただけ、過去の上にも、成長しているのかな、と思います。

 自分の進む方向は、一般的な成長曲線とは違うかもしれませんが、それでも良いと思います。自分なりの成長って、あると思うし、人それぞれ違うと思うので。。。