前回は、僕の施設での生活を紹介しました。

施設からたまに帰省(一週間位一時的に家に帰る)と言うのが
出来る様になっていたのですが、最初の頃は帰る場所が無い為、皆が居なくなった施設で
寂しく過ごしていました。

でも少ししたら、
父が僕の所へたまに来る様になり帰省も出来る様にしてくれたのです。
本当に嬉しかったです。

日頃から
弟の事がどうしても気になっていたので、その帰省の時に
弟が入っている児童施設を調べて、訪ねる事にしました。

枚方にある児童施設で
僕は父と2人で訪ねました。

施設に着くと
以外に小さな建物で、
玄関を入り入館手続きを済ませて、弟の部屋へと案内してもらいました。

、、、

そこは別世界で
言葉が出ない位どんよりとした空気が流れていました。

部屋まで歩いて行く途中南京錠が掛けられた扉を3つ位通って、
うめき声や、叫び声が聞こえる中ようやく部屋にたどり着きました。
想像を絶する光景でした。

鉄格子で囲まれた、まるで刑務所の様な部屋で、ベッドとトイレ、勉強机しかありませんでした。
弟は机に座って折り紙で遊んでいました。

弟を呼ぶと、嬉しそうに寄ってきて話しました。

僕は心臓をえぐられるような気持ちになり、どうしても弟をココから出して欲しいと父にお願いをして、ただ泣いてしまいました。

それから外出手続きをして、
弟と父と3人でご飯を食べに行って、色々話をしました。その後ゲームセンターにも行って3人でプリクラを撮ったのを覚えています。

僕は本当に虚しい気持ちになりました。

どうして弟はこんな所へ入れられているのか。

頭だっておかしくないし、
何か罪を犯した訳でもなく、
ただ生まれてきただけ。

生まれてからずっと両親の元で育ち、家庭内暴力の問題からあまり外には出れず、
母子家庭になっても
母の看病を僕たちと共にやってきてその後施設に入れられ、本当に可哀想な人生で、僕は心から両親と大人という存在を憎みました。

憎くて憎くて、泣きながら父と殴り合いになった事もあります。

でもその頃は僕も児童施設に入っていたので、どうしようもない気持ちのまま帰省が終わりました。


続く、、、