事実の拾い方
自分の読解力を過信しないで最低2回は問題文を読む。1回目は事実をひたすらチェックしていく(余裕があればどこで使えそうか、簡単な評価まで考えながら)。2回目はまとめられそうな事実をグルーピングする。これと同時に事実の重要度に応じた色分け若しくはランク付けをする。時間との兼ね合いで最優先の事実から順番に拾っていく。
事実を拾うときは常に出題者の立場に立ってなぜこの事実を問題文のここの部分に盛り込んだのか、付けくわえたのかを考え続ける。出題者、問題文を全て受入れ、絶対に反発しない。素直に、そして色々な角度から考え続ける。自分が相当の力を注いで作った答案を他人にみてもらう気持ちになる。自分がこだわった部分や工夫した部分に気付いてもらった時のうれしさや感動を試験委員に与える。一言一句無駄にしない。旧司法試験の頃も問題文に一切の無駄はないと言われていたが、これは新司法試験になっても変わらない。問題文が長くなったことを理由におおざっぱな事実抽出をしない。
答練でも、自分が気付かなかった事実をなくしたい。気付いて全て書けるのがベストですが、まずはどんな問題に対峙しても、当該事実に気付いたがあえて書かなかった、という状態まで持っていきたい。
問題文の読み方、事実の拾い方を確立させたら、ロボットのように機械的に淡々と処理していく。普段と変わったことをしないようにする。