『Pajama Game』の稽古の日々です。

 

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シド・ソローキンとう役を演じています。

めっちゃ二枚目の良い男の役です。

 

久々の二枚目役!何年かに一度の二枚目役!

とか色んな所で言っていますが、正確には二枚目であろうと思われる役は結構やっているのです。

 

今回のシドは何が違うかというと・・・

つまりはこの『Pajama Game』という作品が物凄く古いんです。

約70年前に書かれた作品なんです。しかもその当時のミュージカルなもんだから、二枚目はとことん二枚目なセリフを吐きまくるのです!

そのセリフたるや、僕にとっては笑い無くしては無理なほどですww

でも、これはミュージカル!

そこで僕が照れていたり、変なリアリティを求めると成立しなくなるのです。だから思いっきりミュージカルという世界に乗っかってキザなセリフとかも言ってみているという実験の日々です。

うん、今のところ悪くない実験な気がする。

だんだん慣れてきましたww僕はね。

 

そして、そこで登場するのが演出家のトム。

先程古いミュージカルと言いましたが、古いミュージカルもあって良いのです。古いミュージカルの「That's Musical!」な良さってのもありますから。でも、古い部分はとことん古くてどうしようもない部分もあるのが正直なところ。

それがトムの手にかかれば、あっという間に現代的なミュージカルに変わります。

「あぁぁ今の演出は伝統的なミュージカルみたいだから変えます」

とか言って斬新な演出に変わったりする。

その演出の中にいると、キザなセリフを吐く嘘みたいな二枚目の男にもグッとリアリティが出て来るので不思議。

 

つまり、今回の『Pajama Game』は古き良きミュージカルの良さは残し、全く新しいミュージカルにも感じるという素敵な仕上がりになっていくような気配が物凄いです。

 

そしてニックという振付師も来日しています。

フォッシースタイルを継承する振付師。

彼もまたフォッシースタイルでありながら斬新で現代的な振付をしてくれます。

 

そして、今回の『Pajama Game』は最近の日本のミュージカルには珍しく、物凄くダンスシーンが多い。

これは単純に観客として観ていると絶対にワクワクするやつ!

みたいなのが多い。

 

先日も、シドとベイブ(ヒロイン)の二人のデュエットのシーンで

「これはまぁ、手振りくらいで振付という振付はつかないナンバーだろうなぁ」

と思って油断していたら、ビッグナンバーになり、アンサンブル総出演の大ダンスナンバーになりました。www

しかもすべての歌に振りがつくという、歌っている方には過酷なナンバーに・・・

でも!絶対観ている人にはこの方が楽しいはず!!

 


そして、今回の日本版『Pajama Game』にはオリジナルにはない物語がぶち込まれています。

チャーリーという男の存在。シドの友人でもあるのですが実はベイブが好きという新設定。これがまた切ないやんけぇ!!です。ほんでもって面倒くさい感じにもなっています。

しかもチャーリーを演じるのがこの広瀬友祐。

 

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イケメンやんけ!!‥ね、なんかややこしいでしょ?話が‥。、

僕はこの10歳も歳下のイケメンとベイブを取り合うのです。

ね、もう、誰か助けて・・。www

 

これもまた70年前の『Pajama Game』を2017年の人にも興味深くさせる要因になるのですよ。

 

と、そんなわけで、稽古はまだ半分行くか行かないかの段階ですが『Pajama Game』が面白くなっていくのが見えてきています!

 

正直、最初に映画を観た時は「う〜ん、古いかな‥」って印象だったのですが、その印象の23倍は面白くなっています。

今のところ23倍。でも、まだ稽古は半分行ってない。

 

さぁ!まだまだこれからですぞ!!!!

 

 

 

ほなまた(^з^)/~~

 

 

 

★NÎRO★

 

 

 

 

 


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