musical『BILLY ELLIOT』
映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版と言ったほうが分かる人も多いのかな?
この作品をBroadwayで観たのは9年前だったと思う。
そのあまりの完成された演出構成、楽曲の良さ、出演者の素晴らしさ、全てに惚れ込んで、その後ロンドン版も観に行った。
でも、この作品を観た時「絶対に日本人キャストでは出来ない!」と思った。
まず主役の12歳の少年のキャスティングが日本では無理だと思った。
バレエが出来てタップが出来て、歌えて芝居ができる子役なんて・・
それに加え、周りを固める俳優陣やアンサンブルの雰囲気も、人材豊かなBWやWest Endだから可能な雰囲気で、日本のミュージカル界の人材では無理だと思った。
でも!!!
今日の日本版のプレビュー初日の舞台では完璧なビリーがいた!!
今日のビリーは前田晴翔くん。そしてお母さん役の家塚敦子さん。
周りを固めるキャストもアンサンブルもまさに海外で観た雰囲気のまま!
「炭鉱の田舎町でバレエに目覚める」という設定も、海外では地方訛りの英語で話されていたのだが、その辺も日本版は上手くやっていて、日本STAFFの苦労が伺えて素晴らしかった。
海外で2回も観たし日本版はもういいかなぁ‥と思っていたけど、観てよかった!というか、他のCastでも観たい!
決して海外版の焼き直しではなく、日本独自の「ビリーエリオット」になっていたと思います。
子供ってすごい。
子役ってすごい。
あんな才能を持ち合わせた子役たちがバンバン出て来るなんて、末恐ろしいと思いましたw
とても良くできた作品なので是非皆さんも観に行ってみては??
ほなまた(^з^)/~~
★NÎRO★