blogを更新してなくてすみません。

と、いう文をよく書く気がする。
忘れてるわけではなく、特に書くこともないから書かないんだけど、書かないなら書かないで気がかりで仕方がない…。
例えば雑誌や新聞のコラムの様に毎週決まった曜日に決まった文字数を求められ、それが職業で、締め切りとかあって、担当の人がイライラして、担当者をまいて逃げる。みたいなドラマの小説家の様なカッコイイ現実もない。

とかなんとか考えていると、何のためにblogって書いてるんだろう?という疑問にぶち当たる。

小学生の頃は作文が得意だったし、比較的文章を書くのが嫌いじゃないし、俺の考えとか意見とかを書いても良いかも…。ぐらいのスタート。

気づけば業界内での読者が意外と多く、NIROのblog面白いね、と色んな関係者の方から言われたりして有頂天になり、もしやコラムの仕事が舞い込んで、締め切りに追われて担当者をまいて逃げる様なカッコイイ現実がやってくるかも!と妄想したが現実はそんなに甘くない。

そして今日も誰に求められたわけでもないのに、あんまり内容の無いblogを書く。久々に。


こんばんは。



『ザ•オダサク』の稽古してます。
再演だからと甘くみていたら内容が変わる変わる!
ほぼ新作と同じくらいの稽古の大変さです。
まぁよく考えてみれば、初演から比べても出演者の人数も増えてるし、どの人がどの役、というのも想像がつかないくらいの変わりよう。役の性別が変わってしまっていることさえある。
そう思えばこれはもはや再演ではなく、新作なんだろう。

演出の錦織さんは相変わらずアクティブで稽古場狭しと動き回って、ゲラゲラ笑いながらも突然天才的な発想をする。その発想に拍手が起こることもある。起こらない事もある(笑)。
つかこうへいさん仕込みの『口だて』という手法でその場でセリフの変更を役者に渡して行く。毎日めまぐるしく生まれ変わる『ザ•オダサク』という作品のゴールは大千秋楽まで来ないのだろうと思う。

僕は森本薫役を演じる。
前回よりもシーンが一つ増え、そのシーンで織田作之助とのライバル感が少し深くなると思う。ありがたい。
この2人のライバル意識は実際はどれほどのものだったんだろう?
あまりライバルとか人と自分を比べたりする性質を持ち合わせない僕にはなかなか実感が持てない。
それでもやはり、織田作之助と森本薫のライバル感を舞台に乗せて欲しくて色々アイデアを出させてもらい、錦織さんがさらに膨らませてくれている。

織田作之助を演じる内博貴とも初演以来プライベートでも仲良くしてるので、色々話し合う事が出来てる。
その辺の空気感も変わって観えればいいなぁ。

そして、もうひとつ願いがある。

森本薫は織田作之助の一級歳上。
実際僕と内は11歳違う。
なのに同じ学ランを着て並ぶ…。
一人で学ランならまだ舞台マジックでどうにか誤魔化せるかも知れないが、比較対象が隣に立たれては…。
しかも相手は11歳年下のジャニーズ事務所所属。
挙げ句の果てに今回はオダサクの取り巻きが4人もいる。全員内博貴より年下…。
若い5人を比較対象に、僕が彼らの一つ歳上という設定。。。

どうか、何か得体の知れない魔法がかかって、彼らの一つ歳上に見えます様にっ!!!

photo:01


羞恥心を捨てて今年も衣裳合わせしましたの。(笑)




ほなまた(^з^)/~~


★NIRO★