実は・・・・
ちょっくら韓国に行ってました。
マリオと
あ、違った。
万里生と。
事の発端は僕が韓国版の『Thrill Me』をどうしても観たかったので、万里生に連絡して休みを合わせ、二人でプライベートなラブラブ旅行として『Thrill Me』を観に行くつもりでした。
でも、二人で韓国に『Thrill Me』を観に行くとい言う事が韓国側に伝わると
「舞台挨拶をしてほしい。」「歌って欲しい」
そして各雑誌社等が
「取材を！対談を！」
と言う事になり、結果、半分お仕事として韓国に行ってきました。
韓国に着くなり、今度7月に来日する韓国チームのお二人と対談取材。
まだ誰が来るのかは未発表なので画像はないですが、韓国で1番人気のペアが来日するそうです。
2時間ほどで何社かの取材。
すでに200回以上『Thrill Me』を演じているという2人の話は興味深く、色々勉強になりました。
二人は気さくでシャイな印象。
なんとなく、“私”役の人は万里生と似たような性格。
“彼”役の人は僕と似たような性格に感じました。
二人とも日本での公演を楽しみにしていると言ってました。
もちろん不安もあるみたいですが「ケンチャナヨ！」と言っておきました。
ちなみに、僕が知っている韓国語は「こんにちは」「ありがとう」「大丈夫」「領収書ください」だけです。
その他の会話は英語で済ませました（笑）
そしてその後すぐに、いよいよ韓国版『Thrill Me』の劇場へ！
300人くらいの半円形の劇場。
そこで、この日のキャスト二人と挨拶しました。
この日のキャストは対談した二人とは違って、現在韓国で上演されている『Thrill Me』の3チームの中の1チーム。
対談した二人は現在の公演には出演していないとのこと。
観劇したペアは現在の公演の1番人気ペアで、一番のお兄さんペアだそう。
会うなり「リチャード？」とイケメンに聞かれた。
このリチャードと言うのは日本でいう“彼”役のこと。
日本でも韓国でも“私”“彼”という役名にしていますが、原作では“ネイサン”“リチャード”という名前があるので、
原作の役名が共通言語なんです。
韓国のリチャード役の彼が「リチャード？」と僕を観るなりハグ！僕もハグ！
僕も彼もお互いが“リチャード役”であることがすぐに分かったのは不思議。
なんかお互い“ネイサン”ではないという事が分かったのです。
韓国の二人とも、日本から僕たちが観劇に来たことをすごく喜んでくれました。
カーテンコールで歌って欲しいと言われたので、現地のピアニストと簡単な合わせ。
そして、いよいよ観劇。
韓国版『Thrill Me』は凄かった・・・。
とにかく歌がメチャクチャ上手い！声量がハンパない！
演出が全く違うので別物を観ている気分でしたが、久々に観る『Thrill Me』はやっぱり凄い作品だと感じました。
テンポと音楽にドンドン吸い込まれ、気づけば涙を流していました。
役者の2人の熱い芝居は韓国人ならでは！という箇所も多く、国民性の違いを感じました。
日本版では泣かなかった場所で僕は涙を流しました。
演出に関しては・・「栗山さんってスゲェな・・」というのが正直な感想。
役者の二人とも本当に歌が上手く、この後歌うのが本当に恥ずかしかった・・・。
そして、カーテンコールで僕らが日本から来ていると紹介されStageへ。
簡単に挨拶をした後、リクエストにお応えして
「Nothing like a fire」（優しい炎）
を歌いました。
韓国デビューです！
現地の人がどう感じてくれたかはよく分からないけど、韓国の舞台で歌を歌ったという事実でとりあえず満足（笑）
でも、客席は物凄く盛り上がってくれて、キャーキャー言われたので、まぁ歓迎されたのかな？
余談ですが、その後韓国語が読める人（韓国人）の情報いわく、ツイッターで
「二人とも歌が上手かった。日本に観に行きたい。」
とつぶやかれていたそうです・・（笑）
一安心・・。
「新納慎也はマネキンのようなスタイルでリチャードに合ってる」
ともつぶやかれていたらしいけど、褒め言葉だよね？？（笑）
楽屋に戻ってキャストの二人を絶賛しました！
本当に素晴らしい演技と歌を観せてもらえたので。
なんとこの日、僕らが日本から来て舞台挨拶をするという事だけの為に、現在公演中の3チームのキャストが全員来てくれていました。
ありがたい・・・。
ちなみにこの画像の一番右がこの日の“彼：リチャード役”。そのお隣が“私：ネイサン役”のお二人。
まあとにかくみんな若い！
もしかしたら俺は世界で一番最高齢のキャストなのかも・・。イェイッ(^^)v
韓国版の『Thrill Me』を観れて本当に良かった！
これから3月7月と日本で『Thrill Me』を演じるにあたって、たくさん刺激されてより良いものが作れそうです！
向こうのキャストの皆さんにも会えて、日韓交流。
同じ作品をやっているというだけでグンッと距離感も縮まり、素敵な出会いが出来たと思います。
色々手配してくださった韓国側の制作の人、そして対談したお二人、この日のキャストのお二人、来てくれたほかのキャストのみなさん・・・カムサハムニダ！
そして、もちろん行きました！！！
ここ！！！
コーヒープリンス1号店！！！！！！
実際にドラマの『コーヒープリンス1号店』のロケ地として使われたカフェ。
現在もその名の通り『コーヒープリンス1号店』という名前で営業されています。
店内もドラマそのままの状態。
コーヒー頂きました。
一応メガネもかけて・・ｗ
残念だったのは、店員が全員女性だったこと・・・（笑）
徹底しろよっ！！
と突っ込みたかった（笑）
そして、その後すぐに劇場へ！
そう、ミュージカル『コーヒープリンス1号店』が韓国でも上演されているのです！
日本版は日本オリジナルなので台本も音楽も全く違うのですが一応観ておきたくて・・。
しかも、この日は初日！！
記念すべき回を観れました！！！
でも・・・まさかの・・・・
僕が演じる“チェ・ハンソン”は出てこない！！！
出演者は5人だけ。
ドラマとはちがって色んな物をバッサリ割愛した小劇場ミュージカル。
初日とあって色々トラブルもあったようですが、17話にも及ぶストーリーを思い切って割愛して2時間弱にしたその作品は、ミュージカル作品としては本当によく考えてよく作っていると感心しました。
主役の“チェ・ハンギョル役”の俳優は過去に『Thrill Me』の“私”を演じたことがあるそうな・・。
なんか、繋がってるねぇ・・・・。
日本版のミュージカル『コーヒープリンス1号店』は20人ほどの出演者で青山劇場という大劇場での上演。
全く別物ですが、ドラマをミュージカル化するという挑戦の不安は解消されました！
『コーヒープリンス1号店』をミュージカル化。これは上手くいけば面白い作品になりそうですよ！
制作側のご好意で現地の舞台制作を手掛ける女性と話をさせて頂きました。
韓国の国民性や、僕が演じる“チェ・ハンソン”の魅力とは？とか・・。
『コーヒープリンス1号店』の人気の秘訣とか、現地の女性の意見を沢山聞けて、来る日本版『コーヒープリンス1号店』への意欲を掻き立てられました！！！
僕が演じる“チェ・ハンソン”。
かなりの人気がある役だそうで、女性にはたまらない魅力を持っている男だそう・・。
今まで僕が演じたことがない役柄です。
また挑戦です！！！
でも、韓国に行けたこと、肌で感じた韓国と言う国と、直接聞けた韓国女性の意見。
そして、舞台化された『コーヒープリンス1号店』に沢山ヒントをもらいました！
「俺、チェ・ハンソンになる！！！！！！！！！！！」
と、お仕事はこんなところ。
隙間をみて万里生と韓国旅行を楽しみました！
みなさんがご想像する通り・・・
地図も見ないで適当に感だけで歩く新納。
地図をシッカリみて道案内する万里生。
それでも適当に歩く新納。
振り回される万里生。
そんな旅でした（笑）
いっぱいおいしいものも食べたし、買い物も出来たし、弾丸な強行スケジュールでしたが充実した旅でした。
何より、万里生との距離がより近くなり、親しくなり、今度の『スリル・ミー』がまたパワーアップ出来るという実感が持てたことが、今回の度の一番の収穫です！！！
あ、ちなみに・・・
ホテルの部屋は別々だったのでご安心を・・（笑）
さて、そんなこんなで『スリル・ミー』と『コーヒープリンス1号店』の稽古が同時に始まります！
また怒涛の日々を送ることになりますが、頑張ります！！！
ほなまた(^з^)/~~
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