『ガラスの仮面』昨日無事に大千秋楽を終えましたっ!!!
地元大阪でも(本当の地元は神戸だけど)超二枚目にクールビューティに速水真澄さんはシュッとしてました。
この「シュッとする」とかの擬音語で色々表現するのは関西人の特有なことらしいです。
余談終わり。
初の蜷川作品で緊張してましたが、蜷川さんは優しく紳士な方で、演劇という世界に愛を持って舞台を創り上げる姿勢がとても素晴らしく、多くの事を勉強させていただきました。
「NIROにはこんな役が合う。あんな役が合う。」
と日々の会話の中でチョコチョコとアドバイスを頂き、
「なるほど~~」
と思うことしばしば。本当に色んな事を学ばせていただきました。
機会があれば是非また蜷川作品に呼んで頂けたらと思います。
蜷川さん、そして、蜷川カンパニーのみなさん!ありがとうございました!!!
さて、速水真澄さま。
久々の二枚目で、最初は戸惑いと恥ずかしさ、笑いを堪える事で精一杯でしたが、初日には
「わたくしが速水真澄ですけど、何か文句でもありますか?」
と言えるくらいまで厚かましくなれました(笑)
長い間共同生活をした速水真澄さんにもスッカリ愛着が湧き、彼の苦悩や孤独、愛情表現の不器用さが人間臭く、愛おしく思える日々でした。
現代日本で“速水真澄”を演じたことがある俳優はたったの4人。
その一人に選ばれたこと、本当に光栄に思います。
奇怪俳優と呼ばれる近年の新納慎也の経歴に
「速水真澄役」
という項目が加えられます。
二枚目の代表ともいえるこの役は近年の僕にとって素晴らしい経歴ではございませんかっ!
いやはや、本当にありがたい・・恐れ多い役をありがとうございました。
当初は皆様を驚かせ、笑いを堪えながらの観劇をさせてしまうんじゃないかと言っていましたが、どうにか無事に速水真澄役を演じ切れました。
しかし、やっぱり原作のイメージがあまりに強い役。
しかも漫画だから読者それぞれにイメージが異なるわけで・・。
それを実写で演じているものだから、まぁ色々な意見を頂きました(笑)
「イメージにぴったりです!」
と言ってくださった、原作の美内すずえ先生の意見や、新聞等の劇評を胸に頑張ってきましたが、
「イメージが違う!」という声も多々・・・。
ま、仕方がない。それは人それぞれってことで・・。
僕は僕が感じる速水真澄の孤独や苦悩、影の部分を愛し、限られた出番の中で“速水真澄”を表現させて頂いた日々に感謝しています。
でも、見た目は仕方ないじゃんかぁぁ。カツラやメガネとかの助けが何もない状態・・。
生身で原作に近づけってのは限界があるよ!!
と、日々ぼやいていましたが、大阪の千秋楽。せめて髪を巻いてみようと思い、ヘアメイクさんに巻いてもらいました。
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どう?気付いた?
ちょっと原画に近づいた・・・。気がする・・のは・・・俺だけ???
初日からこうすればよかった・・。
大千秋楽に気付くとは・・・。
だって・・ヘアさんがそのままでって言ったんだもん・・・
続編があったらパーマネントあてますからっ!!!
原画に激似の秘書の水城くんにはまけてられないからっ!!!
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ってなわけで、僕の速水真澄はまだやり残したことがある様なので、続編の上演と続編に呼ばれることを願っています!
そして、僕は速水真澄さまとお別れし、また新たな道に進みます!!
今回は休む間もなく「NIROCK! vo.5」!!!!
例年より準備が遅れているので、大急ぎで準備に入ります!
はい、こちらをクリック ↓
おっとその前に芳雄の10周年コンサートもあるんだった!!
そしてその後は「アジアン スイーツ」。
新納慎也、まだまだ走り続けます!!!
ひとまず、『ガラスの仮面』、そして、速水真澄を愛して下さった皆様ありがとうございました。
ほなまた(^3^)/~~
★NIRO★