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朝から取材でした。
『ラ・カージュ・オ・フォール』の宣伝。
ジャン・ミッシェルを演じる山崎育三郎くんとの対談。

なんかよく知らなかったんだけど、『プリンセスゴールド』という電話帳くらいの分厚さがある少女マンガ雑誌の巻頭カラーグラビアページ。11・12月号らしいです。
なかなかマニアックな雑誌に載せて頂きます。


取材を受けながら思った…。
9年前のNIROくんは、まさか自分が9年後に『ラ・カージュ・オ・フォール』について熱く語る取材を受ける事になるなんて思ってもいなかっただろうな
…と。

無我夢中でシャンタルを演じてた。人からの評価なんて聞こえもしなかった。自分が納得出来るまで頑張った。そして千秋楽に感動で号泣した。

そんな僕なりの舞台への取り組み方は今でも、形は変わって来ているとしても、根本的には同じスタイルだ。

変わらないという事は難しい。ましてや前進する事はもっと難しい。
何年か先のビジョンを描いてなんて生きてない。ただただ目の前の舞台でがむしゃらに生きてきた。

この9年、僕を取り巻く環境も僕が居る場所も変わった。でも僕自信の真髄は変わってはいない。…と思う。変わらずに居たいと思う。人は変わったと言うかもしれない。どう言われてもいい。自分の中の真髄の魂だけは変わらずに居たい。

今回の『ラ・カージュ・オ・フォール』に関わる事で過去の自分と幾度となく向き合う事になるだろう。楽しみでもあるが怖くもある。変わらない魂に出会えるだろうか?少しでも成長していると思えるだろうか?
不思議なタイムトラベルは僕に何を与えてくれるかな?

舞台界の再演というシステムはこんな素敵なプレゼントをくれるんだなぁ…。

何かに向かって必死に走るのもいい。
でもただただ自分を信じて一歩一歩歩んで行けば素敵な事が待っているじゃないか。

変わらずに居ると言うことは難しい…。


…流れに身を任せて変わって行くのもありなのかな?

う~ん…考えなくても良いか!ま、気楽に行こうぜっ!
人生を楽しもう!


そんな今日の僕の思考カイロは太宰治よりややこしい…。


相変わらず馬鹿面で写真に写っている自分を見て、考えるのがアホらしくなった…。


サンキュー!NIRO!


ほなまた(^з^)/~~

★NIRO★