「RUDOLF」昨日2度目のトークショーでした。
もちろんこのためにキャスティングされた僕と(根に持つから)、そしてすでに相方と呼びたい井上芳雄プリンスとで司会。
香寿たつきさんと、知念里奈ちゃんをゲストにお迎えしてトークしました。
前回の男性キャストをゲストに迎えた際
井上・浦井・岡・岸・新納
と横一線に並んだのですが、どうもプリンスがこの並びがお気に召さなかったらしく、今回は
香寿・知念 井上・新納
と間でハの字を描く様な座り方になりました。
「哲子の部屋」スタイルです。
「MC二人が離れていると呼吸が分かりづらい」というプリンスの意見でこうなりました。
芸人みたいな発言です・・・。
今回も僕が観ていて疑問に思ったことや、聞きたかったことを中心に聞きました。
その模様はまた東宝のブログにアップされるでしょうから触れませんが、こうやってトークショーをして思うのが
やっぱりこの作品は奥が深い!
という事。
史実に基づいて描かれているんだけど、やっぱりミュージカルなのでその“人間臭さ”が描ききれて居なかったり、すべての事実が描き切れなかったりする。色々掘り下げてゆくと「へ~っ」という事が多い。
誰よりもその“役”の事について勉強したり、気持ちをわかっているのはその役を演じる役者であると思うので、演じている本人に「この時はどういう気持ち?」とか聞くと新しい発見がある。
トークショーもまんざらバカに出来ないと思うのです。
そんな「RUDOLF」もあと10回になりました。
でもまだ10回。どんどん奥深さが出る事でしょう!!!
さて、このトークショーでも告知されましたが「RUDOLF」でも共演中の香寿たつきさんもご出演で
今年の7月25日からの世田谷パブリックシアターでの公演をかわきりに全国ツアーする
というお芝居に出演します。
今、通勤途中に改めて原作本を読み返しているのですがとてもスタイリッシュでアメリカ的皮肉も利いたロマンティック・コメディーです。
70歳になる母親(木の実ナナさん)を金持ちと結婚させようと3人の姉弟たち(香寿たつきさん・平田敦子さん・僕)が母親を大変身させてもう一度恋をさせようとします。その過程で恋することや家族のこと、姉弟のこと、人生のこと、年齢のこと女性のこと、結婚のことなどに触れ、新しい価値観に気付いたりもします。
もちろんコメディーなので重いテーマを残したりはしないでしょう。
でも、きっと終演後には優しい気持ちになれるはず。
「RUDOLF」とはガラッと違う作品ですが、必ず素敵な作品になると思いますので是非来てくださいね。
お芝居なので歌は歌いませんが、5分の出番って事はないから!!(笑)
ほなまた(^3^)/~~
★NIRO★