今日から「RUDOLF」の稽古が本格的に始まりました!

今日は出演者(壌さんはお休み)全員で一度本読みをしてみよう!という稽古でした。

みんなテーブルに座ったままの状態で、台本と楽譜を交互に見て、とりあえず止め止めでも最後まで読んでみて、全貌を観てみました。



僕はほぼ観客状態だったので客観的に作品を観てました。

いや、観てるというか聴いてる。ちょうどラジオドラマを生で聴いている感じです。

やはり一人で台本を黙読しているより、プロの役者さんが読むと全然違います!

大迫力のラジオドラマでした!



う~~ん・・・。

この作品ね、いわゆる夢夢しいロマンティックなラヴストーリーではないです。

結構ドロドロした感じで、豪華な昼ドラって感じ。


ルドルフは母であるエリザベートと同じ苦悩を抱えます。

これは宿命だね。仕方がないのかもしれないけど、ある立場を持ってしまった人が“自由”という誰もが持っていて当然と思っているものを持てない苦悩。

それはは母から息子へ引き継がれてしまっています。


そして苦悩しまくっているルドルフはもう一つ苦悩します。

「妻以外の女性を愛してしまう。」

結局は“不倫”なわけですよ。浮気ね浮気。


でもさぁ、とりあえず今日の段階、僕個人の感想は

「お前勝手だよ!!」

って事なんですよ。どんなに綺麗に描かれていても結局は浮気でしょ?

なんか同情出来ないんだよねぇ・・・。


「一人の女性を愛し続ける」

これは男として一生のテーマなんだなぁ。

同じ男としてはやはり他の女性に魅かれてしまうのは分かる!

でもさぁ結婚しちゃってるんだもん。。何を言ってもどんなに壮大に歌ってもキレイゴトにしか聞こえないんじゃないかな?


いやね、男の人には理解できるかもしれないよ。少なくとも僕はその気持ちは理解できる。

でも、共感できないんだよねぇ・・・。やっぱ妻がいるんじゃさぁ・・・・。

それを“真実の愛だ!”と言われても、駄々っ子だよね。




これは結構リアルな恋愛のお話かも!!

ミュージカルっぽい夢夢しいお話ではなく、現実的でシビアな恋愛模様。

実際人間だもん、結婚してようが何だろうが、スキになってしまったら仕方がないよ。

それは分かるよ!残念ながら男ってそんなモノなんだよね。



「RUDOLF」は今までのミュージカルのような夢の世界ではありません。

リアルな矛盾。男の、人間の、恋の矛盾。

そう、現実の恋愛はミュージカルのように上手くは進まない。

恋愛には色々な事が起こるし、色々な感情や欲望が渦巻くのだ!

この作品はそれを描いているのかも知れないな・・。


お客さんがこの作品をどう捕らえて、何を思うのか?女性の意見は?

その辺に僕はたいそう興味が有ります。

そういう意味で大変面白い作品だと思います!!!!




ま、今日はただの“読み合わせ”なので上澄みだけしか観ていません。

今後演出の亜門さんが色々手を加えて行くんだろうし、芳雄もルドルフになって行くんだろうし、どんどん作品が深くなってきて、そのうちこの作品が持つ本当のメッセージを見つけられるかも知れません。



「ただの浮気じゃん!」

これは今日の感想。こういった初めての感想を書き残しておくのも良いかな?と思って書きました。


作品の根底にある物は深い気がします。


愛・・・う~~ん・・・やっぱり男と女は違う生き物なんじゃないかな?

この辺で止めます。

これ以上書いたらずっと「男ってのはね!」と書き続けて女性ファンを無くしそうなので・・。




あ!僕が演じる“えろワード”くんは

「遊べるのは今のうちだけでしょ?いっぱい女の子とあそぼうよ!ラリホ~~ッ!」

とあからさまに女遊びをするタイプ。


深刻に浮気するルドルフとは対照的です。

でも、どっちかっていうとエドワードみたいなタイプの方が分かりやすくて良いんじゃない?

あ、これもまた男の勝手な意見かな?

もう止めます。本当に女性に嫌われそうだから。

そんな“えろワードくん”実際は↓こんな禿げオヤジです(爆)



ほなまた(^3^)/~~


★NIRO★