アジリティ。
敏捷性、ですが、アジリティにはたくさんの言葉がくっつきます。
刺激に対する反応や、
バランスや、
様々な方向転換、
スピードのコントロール、
などなど。
日本を代表する選手です。
ここに、日本人の特徴が出ています。
かなり難しいポイント!ですが、
全然使い方が違います。
ここは、
日本人が育っていく過程にブレーキタイプが多いこと。
海外の選手は、アクセルタイプ。
いや、アクセルとブレーキの使い分けはハッキリしてます。
まず、日本人選手は車でいうシャフトや軸がズレています。
ポイントは膝。
ジョイントバイジョイントの話でも、膝は安定させたい関節。
多少の可動は重心によってクッションの役割をします。
が、膝主導になるのが日本人の子どもから選手。
膝が曲がりすぎてブレーキに優れた筋肉を使い、その筋肉が発達します。
また、腰が落ちて重心が低くなりすぎます。
膝カックン状態の後方重心。
重心が落ちて走ったり、キックをするとガニ股の助長。
子どもや選手の相談はガニ股、内股が最も多く、
走るのがサッカーをすればするほど遅くなったという相談。
動きも、遅くなります。
ここを考え始めて早5年。
修正は時間を要します。
今のJリーグの選手も今直す作業が増えてきました。
元を辿ると、子どもの時の教え。
そう使わされるように指導を受けていると聞きます。
実は、幼児でサッカーをしていない子を見ますが、そんな癖ありません。
素直な使い方を知っています。
軸ズレてますか?
小さい頃からのボールの重さ、大きさの扱いも関わってきます。
早くに硬くて大きいボールだと、体を後ろにのけぞらないと飛びません。
そうすると、膝を曲げ後ろに下がる力を利用しないと飛びません。
そこに、インサイドキックを続けているとこうなりますね。
しかし、
軸を分かっていれば、キックは使い分け出来ます。
インサイドでも、アウトサイドでも。
ロングでも、ショートでも、多少軸を傾けることはあっても、のけぞりません。
身近に、それが出来る選手がいること。
ここに日本人と外国人は違うという言葉を一蹴してくれます。
子どもの年代における体の変化、
ボールサイズ、硬さはどの段階で変えていくのか、
何を教えて、何を教えないか、
子どもの感覚、
コーディネーションの設定の仕方、
重圧や急がされるプレーが年代で早い、
早期専門スポーツの開始で大切な能力が足りない、
体作りの段階、
体力要素のバランス、
体幹の意味と理解と実践
ジョイントバイジョイントを自然と体で学ばせる、
癖をつけないアプローチ、
まだまだたくさん絡んできます。
子どものサッカーは教えていませんが、体作りの観点でメンテナンスをこの7〜8年、個人指導で対応してきました。
ニーズに応えるにはどうしたらいいのか?
目の前の課題を考える中で、行き着きました。
子どものサッカー、またはスポーツは未来を決める。
始めの第1歩がかなり重要。
勝ちグセアスリート育成塾は、総合的な体作り。
幼児は、ボールを使いますが、
投げる
捕る
蹴る
止める
の運動学習です。
感覚を養ってます。
スポーツはまた別の話です。
さあ、個人指導の修正はもちろん、
大人数にどう伝えていけるか。
最大の課題が待ってます。
そこが出来るかどうか。
これから組み立てて還元していきます。
ユベントスも含め、たくさんのビッグクラブの取り組みは最大の学びです。