トレーニングプログラムは、バランスの良い総合的にアスリートを支える体作りの手段です。
スポーツパフォーマンスの向上の１つ。
そのスポーツの実際のプレーや練習の中で補えない身体能力・体力要素の向上を目指します。
体力には、身体的と精神的の２つの要素に分けられ、
さらに
行動体力と防衛体力に分かれます。
行動体力に、形態と機能に分かれ
筋力・敏捷性・持久力・パワー・平衡性・柔軟性・調整力
に分かれます。
その
筋力
敏捷性
持久力
パワー
平衡性
柔軟性
調整力
をトレーニングプログラムで計画的に向上させて、スポーツパフォーマンス向上になります。
育成段階では、各能力を基礎的に行う事。
またバランスよく行う事。
偏りすぎない事がその後の総合的トレーニングの発展に関係してきます。
競技のトレーニングなら、各体力要素の専門的トレーニングとしてプログラムされます。
チームのトレーニング教育やトップチーム・育成チームによって、
段階的に計画します。
1人のスポーツ選手の場合は、
今の能力
目標・目的
計画
と、
強化すべき能力を向上し、
シーズンやオフシーズンなど日程を見ながら計画します。
陸上競技のアスリートのトレーニングプログラム
サッカー選手のトレーニングプログラム
野球選手のトレーニングプログラム
各競技、プレー時間・動作・体力要素の割合・能力・技術など違います。
基礎的なトレーニングは共通。
そこから、どのように
選手
競技
時期
目標
シーズン計画
を進めるかの違いですね。
そのアスリート達のトレーニングから、育成年代の課題が浮き彫りになります。
または、必要な能力も見えます。
子どもから、選手、トップアスリート・プロ選手
その道筋は、小学校６年間・中学校３年間・高校３年間・大学４年間
区切られていますが、
人間の成長は区切れません。
また歩みも個人個人で違います。
環境やチームなど、選択が迫られる区切りですが、
個人の選手が小中高大と１６年間をかけてスポーツの成長を遂げて、
(小中高１２年間でトップやプロもありますが)
どこにハイピークを作って、オリンピックやプロの世界で長く活躍できるか。
右肩一直線上がりのトップは難しいです。
選手の心身の変化
スポーツ時間
成長期
技術習得
試合経験
など総合的に噛み合う所がいつ出来るかを焦らず行う事。
ケガやスランプが早期に来て、個人の成長のオーバースピードで選手が潰れない事、
そして、
成長期の遅れや技術習得の遅れなどで試合経験不足やゆっくりの歩みで隠れたいい選手のサポート、
など、課題は山積みのスポーツ育成です。
トップやプロは一握りです。
厳しい競争です。
そこへのチャンスがハイピークで来るように。
また、トップやプロが難しくても、競技を長く続ける事や職業になっていく事もあります。
スポーツは、素晴らしい。
楽しいし、興奮を味わえるし、向き合った成長があります。
選手・保護者・チーム指導者・学校など、それぞれに素晴らしいスポーツキャリアを進める今でありますように。
保護者の方の子どもを視られているサポートの大切さ
＋
勝負という責任を持ち、強化と育成をされているスポーツ指導者のご指導
そこに、トレーニングがどのように関われるかをしっかりと務めて行けるように存在したいと思います。